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いつも同じ声で話していませんか?使い分けの必要性

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声の使い分けをしています。
 
例えば、
 
プレゼンテーションのときは低い声。
 
合唱などの指導では、高めの明るくはっきりした声。
 
普通の電話のときはいつもより少し高めで柔らかい声。
電話でも、営業など仕事モードのときは低い声。
 
女性のグループで話すときは、滑舌はあえて緩く優しくします。あまりハキハキ話しすぎないということですね。
 
状況によっては、加減してミックスしていくときもあります。
 
その場にあわせて不自然にならない程度に声や話し方に変化をもたせているのです。
それは八方美人でやっているわけではありません。
相手や場によってあわせて変えると、自分の考えが伝わりやすく、最終的には自分が楽になるということなのです。
 
人は、一人の中に何人もの自分をもっています。
 
自分は不器用だから変えられないとおっしゃる方もおられるかもしれませんが、一人の人が一種類しかないということはありません。
会社の自分と普段の自分とでは、違いはあるのではないでしょうか。
 
だれでも多重人格を持っているのではないかと私は思います。
 
ピアノの生徒で、とてもしっかりした子がいたのですが、ご自宅にうかがってレッスンをしたときは別人格で、お母さんに甘えて「抱っこ」をお願いしていたのには驚きました。子供でも、外では外の顔を持っていたのですね。
 
シェイクスピアが「社会は舞台男も女も皆役者」という言葉を残していますが、人は演じわけする能力を持つのです。
 
もともと声の高い人は、高い声がだめだというわけではありません。
高い声を活かせるところでは活かしつつ、低い声も開発することで、活用範囲が広がります。
低く響く声というのは、知的で説得力を持つ声ですから、出せるようになると周囲の反応が違ってきます。
これは私自身が体験して分かったことです。
 
これはぜひマスターすることをおすすめします。

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