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ライフワークとしての学びを考えます。

「自分はどうせ人に相手にされないし」と思ってもやってみるべき2つのカンタンなこと

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「自分は人づきあいが苦手だ。人と上手くやっていけていないんじゃないか?」
そう思うことはしばしばあります。

いろんな人に社交的にふるまう人を大変うらやましく感じます。「どうしたらああなれるのかな?」と思ってしまいます。
 
ただ、「上手くやっていきたい」「仲良くしたい」「明るく話しをしたい」、それは人一倍強く願っているにも関わらず、人の集まる会場に出ると「やっぱりだめかも・・」「無視されたらどうしよう」と思ってしまい体が動かなくなる。誰とも目をあわせられなくなる。
 
そして結局、誰にも相手にされず、一人でいる。
 
そして不思議なことなのですが、相手を嫌えば、たいてい相手もこちらのことを好ましくなく思います。または、まったく興味を持ちません。人は意外にあまり他人のことを気にしていないのです。
芸能人や政治家、有名人だったら、向こうから人がどんどん寄ってくるでしょうけれども、そうではない大半の普通の人にそういうことはありません。
 
私はある時期からこんな自分がいやになりました。
でも、自信のないものをあるふりをして虚勢を張ってもイタいだけです。
 
悩んだ末、もう「何も考えない」ことにしました。
頭をカラッポにしていれば傷つくことはないのです。
 
そして、社交的な人はたいてい「笑顔」が素晴らしいです。
それを見て、自分をちょっとでも励ますために、家で笑顔の練習をしました。
わりばしを横にして軽くくわえ頬を上げるのです。
30秒でもやっていると顔が引きつってきます。それほど笑顔とかけ離れた生活をしていたということが分かりました。
 
良い訓練があります。
電車に乗るときに笑顔で入っていくのです。(注意:適度に微笑む程度)
そうすると、話しかけてくれるわけではないのですが、殺伐としていた車内で自分の周囲が、ほんのちょっとだけ空気が緩む感じがします。
 
無駄かもしれないと思っても何かはやってみるべきですね。
 
あともう一つ、電話している顔の前に鏡を置くのです。
「自分ってこんな顔で人と話しているんだなあ」というのがよく分かります。鏡を置いて話していると、興味のない話のときは無表情であったり、明らかに気のない顔をしています。笑顔もほとんどありません。それは、現実に顔を合わせているときも同じような表情をしているはずです。
 
こういうことをほんのちょっと気をつけるだけで以前と違ってきます。
 
超真面目な人ほど、「嬉しくもないのにニヤニヤするのはいやだ」「良いとも思ってないのに媚を売りたくない」と思いますし、私も無駄だと思っていました。
あと「面倒くさい」というのもあります。
でも、もし人と上手くいきたいならば、 「そういうことにエネルギーを使うべき」です。
 
ネガティブなイメージが浮かんできても、それはとにかく意志の力で打ち消して、
1、「頭からっぽ」
2、「笑顔」

をやってみる。
これは、「念じる」に近いです。ぜひ一歩勇気を出して。
 
やってみるとなぜかずいぶん心が軽くなります。
明日から変わります。
 
 
でも、今日の記事。なぜか自分に向けて書いているような気がします。

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