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ボブ・チルコットを歌う

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ボブ・チルコットというイギリスの作曲家がいます。
合唱のための作品を数多く作曲しています。
「ジャズミサ」がヒットして人気作曲家となりました。
 
2012年8月18日私が運営・指導を行う合唱団「コール・リバティスト」にて、ボブ・チルコットの作品を練習し始めました。
 
2013年5月19日に行う定期演奏会のプログラムに、ボブチルコットから3曲「Irish Blessing)、「The Lily and the Rose」「O Danny Boy」を選曲しました。
 
この日は初めてのチルコットで「Irish Blessing」(アイルランドのお祝い)を歌いました。
 
歌詞は英語です。
 
英語というと、私たちにとっては馴染みのある言語かもしれませんね。
でも歌の場合は、イタリア語、イタリア語、フランス語のほうを先に勉強し始めて、その次に英語かな、というくらいです。
他の言語、特にドイツ語やイタリア語は音の立ち上がりをはっきり、くっきりと歌いやすいですし、何といっても、母音の種類が多くなく口の中を大きくあけて豊かに響かせることができるので、クラシックにはもってこいの言葉なのです。
 
英語の曲は、他の言語の曲に比べるとなんとなく柔らかい、ある意味リラックスした雰囲気がします。
母音の種類も多いですし、カチッと音の頭で合わせる言葉ではないので、音楽の雰囲気作りの良い勉強になります。
 
また、英語の歌を歌うとき、英語教室で習う発音とは違う、発音のお約束ごともあります。
 
例えば、「the」。
これは思わず「ザ」と読みたくなりますが、きつくあてずに「ザ」に近い「ダ」で発音します。
 
それから「and」
これは「エンド」と読みたくなりますね。でも、「エ」ではなくほとんど「ア」に近い響きで、「アンド」と発音します。
 
言葉優先に歌っていると、どうしても音楽がイージーに崩れやすくなり、初心者にはハーモニーが構築し難いのも特徴ですので、始めたばかりのときは、意識して「はっきり」と音を確実に鳴らしていくことが大事です。
 
音自体は、今までやった作品と比較すると、難易度は高くありませんので、内容表現の練習に時間をかけたいですね。
 
他の二曲も、とてもうつくしい曲なので、仕上がりが楽しみです。
 

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