「Win-Win の先にあるものとは」 第21回朝カフェ次世代研究会 #asacafestudy
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2011年6月8日の朝6時30分より、第21回朝カフェ次世代研究会、柳下剛利さんの講演『Quest for Win-Win: Win-Win 関係をつくる方程式を探る』を聞いてきました。
電子マネーによる定期券、パスモやスイカをWin-Winの一つの例としてあげていました。
「利用者のメリット」
・改札がスムーズ
・便利
・小銭を持たなくてすむ
「提供者のメリット」
・人のコストが減る
・キセル乗車がなくなった
・つり銭の間違いが減った
今や、コンビニエンスストアやタリーズカフェなどでも使用できる電子マネー。
単に電車にのるためのものだけではなく、小売のパートナーにも価値を提供しているのです。
例えば、アップルについても、メーカーとお客さまだけではなく、さらにアップルのアプリケーションを作るパートナーも加わり、それが三位一体となって進化し、広がり、他社にはマネできない価値を提供しています。
様々なものを巻き込んで、生き生きとした生態系ができる。
庭に良い環境のビオトープを作るのに似ています。
それでは、どうやったら良いビオトープができるのでしょうか。
大事なのは、自分たちが提供できる価値、お客さまが期待している価値、そして他社ではできないものの3つを明確化する、「バリュープロポジション」の考えです。
バリュープロポジションとは全てに対して共通なのだということを再認識できた講演でした。
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