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ライフワークとしての音楽を考えていきます

欧米の音楽界で成功するにはユダヤ人であるかホモであるかそのどちらか

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「ピアニストには3種類しかいない。ユダヤ人とホモと下手糞だ。」
と言ったのはピアノの巨匠ウラディーミル・ホロヴィッツ。
(中村紘子著「ピアニストという蛮族がいる」より)
 
なんとも乱暴な言い方ですが、「下手糞」は別としても、かなり真実に近いのではないかとも思えます。
 
1989年、ユダヤ人指揮者のバレンボイムがパリのオペラ座を解任させられたとき、パリ市とオペラ座に対して、音楽界のマフィアとも言われるコロンビア・アーティスト社による報復作戦が行われた話しは有名です。
バレンボイムの後ろにはユダヤ人大富豪たちと、コロンビア・アーティスト社がついているのです。
 
バレンボイムの代わりに新音楽監督に抜擢された当時無名に近かった韓国人指揮者のチョン・ミョンフンは大成功を収めたのですが、その後、政治的な理由でオペラ座を辞めています。
今でこそ世界のマエストロであるミョンフンですが、困難の連続であったと想像します。
 
このような話は枚挙にいとまがありません。
 
このコロンビア・アーティスト社は、ユダヤ的商法で欧米の音楽界を掌握していると言っても過言ではないかもしれません。
今や世界の有名指揮者、ソリストのほとんどを傘下に入れており、世界のメジャーオーケストラは、コロンビア・アーティスト社と好意的な関係にないと演奏家を回してもらえないような情況だと言います。
石井宏著書「帝王から音楽マフィアまで」に興味深い文がありましたのでご紹介します。

     ・・・・・(以下引用)・・・・・
 
高名なドイツ人指揮者K・R氏がアメリカで仕事を増やしたいと思って、ニューヨークの有名なマネージメント・オフィスを訪れた。出てきた社長に来意を告げると、社長は言った。「Rさん、あなたはユダヤ人ですか」「いいえ」「では同性愛者ですか」「いいえ」この答えをきくと、社長は即座に言った。「ではお引きとり下さい。ユダヤ人でも同性愛者でもない音楽家は、アメリカでは成功するのは難しい」―――と、これは単なる冗談ではないのが実状である。
 
     ・・・・・(以上引用)・・・・・

しかし、チョン・ミョンフンのような、東洋人で韓国人でもある才能ある指揮者がパイオニア的存在となり、まだまだ数は少ないですが、素晴らしい音楽家が活躍するようになってきています。
これからもブログでこのようなアーティストをご紹介していきたいと思っています。
 
世界的な不景気ですが、今こそ看板やブランドだけではなく、本当に心を豊かにしてくれる音楽が求められているのだと思います。

Comment(1)

コメント

NY

チョン・ミョンフンはまぁだめでしょう。

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