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ヨハネス・ブラームス。
ドイツ出身の作曲家。
牡牛座。
超がつくほどの恥ずかしがり屋。
石橋を叩いて壊してしまうほどの慎重な性格で、作品は推敲に推敲を重ねるタイプ。
代表作は、ハンガリー舞曲集、交響曲1番~4番など。

特に「ハンガリー舞曲 第5番」は聴けば誰でも知っている有名曲です。
オーケストラで演奏されることも多いのですが、もともとは4手のための連弾用に書かれた曲で、他にも「ワルツ集」などブラームスは連弾曲をたくさん作曲しています。

ブラームスの連弾曲は手が交差するところがとても多いのです。
別にそうしなくても演奏できるようなところもわざわざ手が交差するように書いてあります。

実は、ブラームスは、クララ・シューマンという女流ピアニストが好きでたまらなかったのですが、恩人でもある作曲家のロベルト・シューマンの奥さんだったためずっとその想いを心に秘めていました。
しかし、夫であるシューマンが早くに亡くなって、クララが未亡人となってからも40年間一度も告白出来ず、結局一生独身を貫き通してしまいました。
そして、クララが亡くなった1896年の翌年、1897年に後を追うように天に召されたのです。

そのくらい自分の気持ちを言い出せないのです。
有名人のご親戚との婚約を破談にしてしまったこともあります。
彼の煮え切らない様子に周囲の人たちは、さぞかしやきもきしたことでしょう。

ブラームスはかなりの腕前のピアニストでもあったので、連弾はよく演奏していたようです。
この時代、連弾は男女で演奏するのが普通。男同士で演奏することはほとんどありませんでした。

人間関係はとても不器用なブラームスでしたが、連弾では好きな女性と弾きたくて手がふれあうように作ったのではないかと思われます。
女性同士で弾いていてもちょっと恥ずかしくなるほどです

連弾を始めたお父さん、ちょっと頑張ってブラームスなどいかがでしょうか。

独身の方も、ピアノを習っていた彼女と一緒に練習してみてください。

手のふれあいはそれほどでもありませんが、フォーレの「ドリー組曲」も素敵です。
一曲目の「子守唄」はプリモが思ったより簡単ですので、すぐ弾けるようになりますよ。

だんだん上手になったら、少し背伸びして、こういう曲が弾けるようになるのも楽しみですね。

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