LoRaWANとMotionBoardのハンズオンやってみた!
11月から開催している「柏の葉IoTハッカソン」は参加者が累計で140名を突破し、ハンズオンやFacebookのグループで盛り上がりを見せています。柏の葉IoTハッカソンについてはこちらのリンクを御参照ください。
12月9日に柏の葉KOILで開催された回では、ウィングアーク1stの武市真拓さんに、LoRaWAN™で集めたセンサーデータの可視化をMotionBoardで実際にやってみましょう、とハンズオン・セミナーを行っていただき、非常に好評でした。ここでは、この時の模様をダイジェストでお届けしたいと思いますが、柏の葉IoTハッカソンのFacebookグループに参加すると、動画と資料も公開されていますのでぜひ御参加ください。
■柏の葉IoTハッカソン・グループ
https://www.facebook.com/groups/kashiwanohaiot/
本ハッカソンでは、センスウェイ社のLoRaWANサーバからデータはMQTTで取得します。そのデータのMotionBoardの橋渡しとして、ウフル社の enebular を使うといいそうです。
enebular の登録サイトからアカウントを作成します。現在、enebularは無償で誰でも利用できるそうです。メールアドレスではなく、GitHubアカウントを使った方がいいようです。
次にMotionBoardノードの追加です。最初は試運転で MotionBoardノードの動作確認を行います。詳しくは柏の葉IoTハッカソン・グループで公開されているマニュアルを参照してください。
enebular のグラフィカルなインターフェースでMQTTの出力も確認できるし、視覚的に開発できるのはいいですね
最初の input node で mqtt を選択し、MQTTサーバ、ポート、Topic、ユーザ、パスワードを設定します。こちらはハッカソンで配られているLoRaWANモジュールとハッカソンのFBグループで配布しているマニュアルにある情報を入れます。
debug node でMQTTメッセージが確認できるので動作試験も簡単にできていいですね。
MotionBoardを使えば、こんな感じでセンサーデータをグラフを組み合わせてグラフィカルに表示することができます。
ハンズオン・セミナー後は参加者の方々にMotionBoardの試用アカウントが発行されてさっそくトライアルも始まっていました。柏の葉IoTハッカソンのアイデア出しをするチームとか、もくもくと開発を進める人、入り乱れて盛況でした!
協力会社のスカイアーチ社からは「サーバ屋のサバ缶」が提供され、懇親会で美味しくいただきました(笑)