EvernoteからNotion、UpNote、OneNoteへの移行
メモアプリとして、Evernote(エバーノート)を10年くらい使ってきましたが、不穏なニュースが出回ったタイミングで、Facebookのタイムラインで移行先が話題になりました。
*実際は、Evernoteのサービス継続は心配しなくていいようですが・・・
■ Evernoteが米国で全従業員を解雇→サービス存続が不安視されるも、意外な真相が明らかに
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1515070.html
Evernoteの移行を考える理由としては、UIの変更で使い辛くなったとか、機能面、例えば、AI対応とか音声入力、手書き入力、OCR対応など、最新の機能を搭載したメモリアプリが次々と登場している点も挙げられるでしょう。
■ EvernoteからNotionへの移行を検討
まずは、AI搭載で話題の「Notion」への移行を検討しました。
こちらのページを参考に、EvernoteからNotionへの移行を試しました。
公式ツールだと、メモに貼った画像が反映されない、とのことだったので、除外。
非公式ツール enex2notion を試しましたが、上手く動作せず、断念。見送り。
■ Evernote から UpNote への移行を検討
次に試したのがUpNoteでした。無料版はメモを50までしか扱えないという制限があるので、必然的に有料課金となりますが、月額100円ということで気軽に試してみようと思える価格でした。
移行ツールは問題なく動き、全記事を読み込むことができました。
しかし、facebookの投稿からのコピペがうまくいかず、無駄な改行が増え、文字の色などの情報も落ちてしまいました。この問題は、一度ワードにコピーしてから再度コピペすることで解決できましたが、正直面倒でした。うーむ。
■ Evenote から OneNote への移行を検討
最後に試したのがOneNoteでした。公式の移行ツールの提供は終わっていましたが、サード・パーティのツールを使って移行を試みました。何度やってもエラーが出てしまいましたが、同じツールを使って移行しているこちらのブログ記事を見つけました。
その記事のポイント通りにトライしたところ、うまく移行できました。
(1)OneNoteのバージョン ・・・ OneNote は、Windows10に標準搭載されているものを使うつもりでしたが、Office365のものをインストールしました。
(2)以下の「落書きノート」がないとエラーになるようです。
① OneNoteの『個人用』ノートブック(デフォルトで作成される)に、『落書きノート』というセクションを作る。
② Evernote2Onenoteで『Import ENEX File』をクリックし、ファイルダイアログからenexファイルを選択。
③ ①で作ったセクションにデータがインポートされる。
④ 『落書きノート』のセクション名を変更 or 違うノートブックに移動する。
⑤ ①へ戻る
facebookの投稿のコピペも問題ありません。
戸惑ったのは、他のメモアプリと違い、メモのタイトル一覧のダブルクリックで、別ウィンドウが表示されないので、ウィンドウ並べて参照しながらのメモ書きができないのかな?と焦りましたが、ググったところ、CTRL + M で、別ウィンドウが開けることがわかり解決しました。
次に、iPhoneのOneNoteの同期で、いつまで待っても表示されないなと思い焦りましたが、この「落書きノート」の下に展開されていて、標準では表示されない設定になっていました。
■ OneNote に AI導入 ~ 「Copilot」機能搭載へ
OneNote に落ち着きましたが、AI導入も間近のようです
「OneNote in Copilot」の導入が待ち遠しいです。
懸念だった Evernote の移行が連休中に出来て、ほっとしました。