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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

あまり街中で見かけないけど、Kindle Fire HDはかなり売れているらしい

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 ずっとSONY ReaderのE-Inkの端末で電子書籍を読んでいたのだけれど、ここ最近はKindle Fire HDに完全移行してしまった。

 電池の持ちという面ではE-Inkの端末のほうが有利、さらに重さもだいぶ軽い。でも、一度Kindle Fireのきれいなカラー液晶画面に慣れてしまうと、ちょっと戻れないかなと。iPad miniでもいいかもしれないけど、Retinaが出るまではKindle Fire HDのほうが、画面の優位性はあるのではと思うところ。なので、いままではほぼ文字中心の書籍だけを電子で読んでいたけれど、最近はカラーのマンガや料理レシピ本、雑誌なんかもKindle Fire HDで楽しむようになった。

 自分でこの端末を気に入ったこともあり、友人、知人に電子書籍の端末どうしようなんて訊かれると、やっぱりKindle Fire HDを薦めることが多い。でも、電車の中などでは、まだほとんど見かけたことがない。まあ、iPad mini含め、電車の中で電子書籍を読んでいる人は、まだまだ少ないというのが日本の現状なのかもしれない。

 とはいうものの、本日Amazon.co.jpから発表されたリリースによると、

Amazon.co.jp は、Kindle Fire HD が、2012 年12 月18 日の発売以来、当サイトで取り扱う数千万点を超える品揃えの中で、もっとも売れている商品、およびもっともギフトとして贈られた商品になったことを発表いたしました。

とのことで、かなり売れているようだ。売れているはずの端末、街中で見かけないのは、買った人は家の中で使っているからなのだろうか。確かに、電車の中で片手はつり革、もう片方の手だけでKindle Fire HDを保持し電子書籍を読むの、はちょっと大変だったりもする。慣れればなんとかなるけれど、片方の手だけでは操作しにくいこともしばしばだ。じつは、片手操作の場合は、ページ送りなどは物理ボタンがあったほうが便利だなと思う。

 Kindle Fire HDは、基本的に毎日持ち歩く。その結果、miniじゃないiPadの出番が減った。3G版のiPadなので、本来は外出時にこそ威力を発揮するはずなんだが、MacBook Airを持ち歩くことも多くその際にはiPadを置いていくことに。3G版のiPadでテザリングができればまた事情も変わるのだけれど、なんだかもったいない。いっそ下取りに出して、iPad miniに替えちゃおうかとも思っている。

 電子書籍に話をもどすと、端末がどうこう言っているうちは、まだまだ一般の読書環境としては成熟していないのだなと思う。書籍はやっぱり中身が大事であり、もちろん紙の質や装丁、印刷の善し悪しなんかも紙の書籍では気になることもあるけれど、それが話題になることはほとんどない。

 いまの電子書籍は逆で、本の内容よりも印刷の出来具合がニュースになっているような状況だ。もっと電子書籍の中身の話が話題になれば、その時が本格的な電子書籍の普及時期ということになるのだろう。その際には、電車の中で電子書籍読んでいる人も、なんら珍しくなくなるはずだ。

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