速いほうが省エネって話し
インテルさんのブロガーミーティングに参加。vProってかなりいいんじゃない、と思った次第。
チップセットのファームにどんな機能を入れ込むのか。CPUの性能競争がある意味一段落した現状では、むしろどのような便利機能、信頼性を高める機能を、CPUと直結した形で提供できるかが、製品の優位性につながるんだなぁ、ということを素直に納得したのだった。つい最近、じつはPCを購入したのだが、けちってvProが搭載されていないのを購入してしまった。かなり残念な気分に。このミーティングがもうちょっと早く開催されていればよかったのに。
ところで、この日のミーティング参加のお土産に、こんなものをもらった。コンセントとPCの間にこいつを入れておけば、時間あたりの消費電力やCO2排出量を表示してくれるというもの。
で、インテルの方と省エネの話しになったのだが、速いCPUは消費電力も大きいというイメージがあるけれど、じつはそうでもないということに。たしかに処理速度が遅いCPUは消費電力は高くないのだけれど、結局処理能力が低いのでなんらか重たい処理をすればCPUの稼働率が100%程度まではねあがり、それが長い時間続いてしまう。
対して、速いCPUならば、処理が始まった瞬間はたしかに瞬間的に大きな電力を消費するけれど、処理能力が高いので処理が終了してすぐに消費電力は下がるというのだ。稼働率の高いサーバー機とかでなければ、処理には大きな波があるはず。そうなると、とっとと処理が終わるほうが、トータルすると消費電力的には少ないことが多いというわけだ。言われてみればたしかにそのとおりだなぁと。せっかくこれもらったので、我が家の速いマシンと遅いマシンで、消費電力がどうなるか実験してみたいと思うのだった。
ということで、何事も思い込みで判断するのではなく、実際に実験したりきちんと調べてみることが重要だなというのを、あらためて認識したミーティング後の懇親会だった。