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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

こ、これは!! ニセ者現る!!

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 先日、勉強会で新倉さんに会った際、「今朝ブログにコメントくれましたよね?」と。いや、コメントしてないんだけど。

 なんだか、私を騙るニセ者コメンテーターが出没しているらしい。調べてみたら、佐々木さんのところにも同様なものを発見した。

 ここのブログでコメントしたことがある方ならご存じかと思うが、コメントをする際には、名前、メールアドレスを入力しなければならない。メールアドレスは、そのブログを書いたブロガーにはわかるが、表には表示されることはない。オプション項目でURLも入力できる。入力した名前が、コメント欄には表示され、URLを入れていればそのURLにリンクされるというわけだ。

 で、ニセ者だ。まあ、本当にニセ者と断定していいのか微妙でもあるのだが。というのも、該当するニセ者は名前欄には私を想像させるような名称は入力していない。なので、それを見ただけでは私には結びつかないのだ。

 ただし、入力されているメールアドレスが結構微妙で、私が個人利用しているメールアドレスと1文字異なるだけだ。このアドレスのドメインは私が管理しているものなので、この間違えているメールアドレスはこの世に存在しないのは明らか。ニセ者があえて1文字変えて私に連絡のメールが行かないようにしているのか、それとも単にタイプミスで1文字間違えたのかは定かではない。

 ニセ者の根拠のもう1つが、入力されているURLだ。このURLには、私の所属している会社のURLが入力されているので、コメントの名前をクリックすると私の会社のWebサイトが表示される。ちなみに、該当のコメントは、どうやらiPhoneから接続しているのでは想像されるIPアドレスから投稿されている。

 新倉さんは、私のであろうメールアドレスと会社のURLを見て、このコメントの主が私かと思ったらしい。とはいえ、コメントの内容が私の書きそうもないようなものだったので、表示を保留にして確認してくれたという訳だ。

 いまのところ、これでなんら実害があるわけではないので、どうということはない、しかしながら、なんだか気持ち悪い。私個人になんらか恨みでもあるのだろうかと、へんに勘ぐってしまう。ここのコメントは、スパムを避けるために検証の文字を入れなければならないので敷居も高いはず。それを越えてコメントすわけで、その際に私を想像させるようなメールアドレスやURLを入力する意図がさっぱり理解できない。

 ブログのコメントも、大流行のTwitterもそうだけれど、匿名ではなく「なりすます」ことがいとも簡単だ。いまはまだそれが大きな問題にはなっていないけれど、今後はこういったことを見極める仕組みも必要になるのかもしれない。新倉さんが、Twitterなどではもしかするとドメインネームなどと同様な仕組みでニセ者を防ぐ仕組みを第三者機関のようなところでやる(そこまで厳密でなくてもいいかもしれないが)必要もでてくるかもねなんてことを言っていた。たしかに、その通りかもしれないと思った次第。

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