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福田首相までもが突然の辞任、首相が辞めれば変革は訪れるのか

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 安倍首相辞任の時には、リアルタイムに発表の報道番組を見ながらブログを綴ったのだけれど、今回は帰宅のために乗ったタクシーの運転手さんから電撃辞任の話を聞いて、そりゃあたまげたたまげた。

 前回と同様、今回も第一印象としてはやはり「無責任」という言葉が思い浮かんだ。一ヶ月前に内閣改造したばかりじゃないか。その内閣は、まだなんの実績もない。

 もう一つは、「ああ、これでまた株価が低迷してより景気が悪くなりそうだなぁ」という心配。ここ最近、自分の周りでもじわじわと不景気な状況が見えてきており、今年後半から来年にかけてビジネスは楽観できないなぁと感じている。今回の突然の辞任は、どう考えてもそれに拍車をかけそうな気がする。

 話は変わるが、福田首相がということではなく、日本の首相はなんだか「孤立」する傾向があるように思う。これはここ最近の傾向なのか、昔からそうなのか今ひとつよく分からないけど、自分たちで選んだ首相を盛り上げて協力し一つの方向に進むという姿は、与党からは見て取れない。

 ここ最近、企業においても変革がキーワード。変革を進めるには絶対的な権力者が強権を発動してトップダウンでやるか、賛同者を集めてチーム全体で一つの方向に向かうかのどちらかだろう。日本の政治では強力なリーダーシップもなければ、一枚岩の協力体制も見えない。これではなかなか、変革なんて起こらないだろうなぁ。

 次に首相になる人には強力なリーダーシップを望むべきなのか、それとも協調性の高い一枚岩のチーム運営能力を望むべきなのか。日本じゃ強力なリーダーシップはなかなか受け入れられないだろうなぁ。

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