Google Calendarがこうなれば
ユーザーの要望でGoogle Calendarが改良されたらしい。
Google Calendarを親にして、いまはiPhoneとdocomoのN904iにスケジュールを同期している。実際は、iPhoneはMacのiTunes経由でまずiCalと同期して、iCalとGoogle Calendarの同期には「Spanning Sync」を使っている。N904iは、iCalと「携帯シンク for Mac」というソフトを使って同期している。
さらにややこしくて、会社はWindowsにOutlookと言う組み合わせ。それに、Arielというカレンダーソフトが親になっている。Windows MobileのEM・ONEのころは、家で同期してきたスケジュールをOutlookと同期して、OutlookをArielと同期するという方法をとっていた。もうなんだかややこしくて自分でも混乱する状況になっていた。
現状は、会社ではOutlookにSyncMyCalというプラグインみたいなソフトを入れて、Google Calendarと自動で同期するようにしている。これで、OutlookとArielが自動で同期をとってくれると面倒がなくなるのだが。
いっそ会社のスケジュールをGoogle Calendarベースにしてしまえば、私的にはかなり便利になるのだが、スケジュールの確認がすべてGoogleでインターネット経由になることに、ほかの社員は多少抵抗感があるようだ。
Google Calendarも、だんだんと使い勝手は改善されてきているように思う。ときどき接続できないというのもあるけれど、それで仕事が止まるというほどの被害はない。上記の記事にあるように、ユーザーの声を反映して改善もされているようだ。記事によると、
Googleカレンダーではこれまで、既に入れてある予定の時間には、ほかの予定を重ねて入れることができなかった
そうだが、これが解消されたとか。じつはこれ知らなかった。ほかのアプリではこれができて、そのスケジュールを同期する場合にはこの制限はなかったためか。
個人的に改良して欲しいのは、いまは他人のスケジュールは色を変えるなりで重ねて表示するようになっているが、これを日単位の表示にしたときにユーザー名を横軸にして1人ずつ表示できるようにして欲しい。複数の人間の空きを探すのにはこういった表示がされるとかなり見やすいのだ。
それ以外は、じつはそれほど希望はなかったりする。これは、どちらかというとインターフェイスとしてではなく、サーバー的な使い方をしているからかもしれない。GmailにしてもWebのインターフェイスでアクセスすることはほとんどなく、iPhoneもMacもIMAPのサーバーとしてしか使っていない。そういう意味では、求めるのは安定性か。ところで、いつになったらGoogle Calendarの「BETA」の文字は外れるのだろうか。