いまISDNなら8マンを検討すべし
スマップが歌うCMソングが、8マンの主題歌だということを知らない人も多いとか。やっぱりこれは、8マンの「弾より速い」というのとフレッツ光の速さをかけての選択だったのだろうか。速いからというわけではないが、NTT東日本の光電話を自宅に導入した。
光電話は、今使っている番号をそのまま移行できる。さらに、2回線ぶん使えて最大5つの電話番号が取得できるサービスが始まった。他社のサービスでも光やADSLを使ったIP電話で同番移行は可能だが、このサービスはまだ始まっていないようなのでいまのところはNTTが有利だ。
なにが有利かというと、ISDN(INSネット64)からの乗り換え。我が家も、自宅を本社として登記し会社を立ち上げたので、ISDNに切り替え会社らしく電話とFAXの2つの番号を利用していた。いまではオフィスを別に借り、主要な電話利用はそちらに。そのため、とくにISDNである必要もなくなったが、あちらこちらに2つの番号を告知しておりその変更が面倒になっていた。そこに、この光電話サービスの登場。他社電話サービスへの勧誘が激しく、多少安くなるとの売り込みに負けてISDNのまま変更するかと思っていた矢先だ。
これまではINSネット64の基本料金だけでも2,780円かかっていたが、今回の変更で基本料金が500円+番号追加100円で600円となった。2回線使用の「ダブルチャンネル」契約をプラスしても追加は400円ですむ(もちろんフレッツ光をすでに導入しているのが前提だが)。
今回の変更でもう1つよかったのが、送られてきたルータが我が家の仕様にぴったりだったこと。固定とプライベートのIPアドレスを同じネットワーク内で利用できる、安価なブロードバンドルータが少なく機種選択に苦労していた。今回のルータはそれが可能で、なおかつ無線LANにも対応している。
いまのところ、光電話のデメリットはない。音質も悪くない。一部かけられない電話番号があるくらいか。ただ、光回線にトラブルが起きると、電話もネットワークも使えなくなるというのがちょっと心配ではある。