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電子雑誌「Manyo」を試す

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 ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティングとアクセス・パブリッシングが、9月30日に発行したオンライン雑誌のManyoを早速試してみた。

 雑誌のターゲット年齢層に合致し、大人のライフスタイルというのはまだまだ実現できていないが、それを目指すためにも読んでみた。まず慣れなかったのが、FlipBookのインターフェィス。そもそも普段愛用のFireFoxでは閲覧できなかったので、そこからつまずく。FlipBookでページをめくるというのは感覚的に慣れが必要なのと、縦書きは嬉しいのだが表示されるの文字のエッジがちょっとぼやけているのが気になる。同じページにさらにもう一枚あるようなインターフェースも、気がつくまでに時間がかかった。

 広告は面白いかもしれない。自由に動かせるし、表現もさまざまで「遊びが」可能だ。本文は、紙の雑誌読むのと同じとはいえないが、それなりの可能性は感じる。個人的には、PCで読むことを前提にするのなら、もっとPC寄りのUIでもいいのではと思う。めくるということに凝っているためか、レスポンスがいまいちだ。将来的には、家庭の高精細な大画面TVかなにかで閲覧するというのであれば、いまのUIの路線の延長でもいいのかもしれないが、まだまだ改善の余地はたくさんありそうだ。

 とはいえ、新しい「雑誌」がどのような結果となるのかは興味深い。コンテンツの再利用はどうするのだろうか。そして、既存のWEBとのより積極的なコラボレーションなどには、期待できるのではないだろうか。

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