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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

寒いサンフランシスコを熱くする

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inspires 昨日14日水曜日まで、Salesforce.comのイベントDreameforce'05が、サンフランシスコのモスコーン・コンベンションセンターで開催されていた。会期初日の朝にオラクルがシーベルを買収するというニュースが飛び込み、オープニングからその話題が取り上げられ大いに盛り上がりをみせていた。

ondemand こちらサンフランシスコは、いま15日木曜日の夕方になろうとしている。18日日曜日からは、Oracle OpenWorldが同じモスコーンで開催される。DraemforceはWestサイドだけだったが、OOWはどうやらモスコーンを全部を使うようだ。すでにOOWを告知するフラッグが、サンフランシスコの街のいたるところに見られる。フラッグには今回のOOWのメッセージだと思われるいくつかのキーワードが書かれている。

 オラクルは、いまやソフトウェア業界の重鎮ともいえる。これに対してセールスフォースは、いま伸び盛りでノリに乗っている感のある状況だ。イベントの演出や社員の雰囲気を見ていると、かつての急成長の階段を駆け上っていたころのオラクルに重なるものがある気がする。PeopleSoftなどいくつもの買収の結果、今回のOOWへの参加者は例年はるかに上回り、サンフランシスコ中のホテルが満杯状態ということらしいので、どんな盛り上がりを見せるか楽しみだ。

empowers サンフランシスコは、アラスカ寒流の影響でカリフォルニアとはいえ夏でも涼しい気候だが、それにもまして今年は肌寒い9月となっている。早々とコートが欲しいくらいのこの気候を、オラクルは熱い風で吹き飛ばしてくれるだろうか。

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