オルタナティブ・ブログ > まあまあ元気になる話 >

IT業界での少し気分がアップする出来事、心持ち役立つこと、ややイイ話

情報処理試験の合格証を失くしてしまった・・・!

»
新宿の専門学校で、国の求職者支援訓練である「Javaプログラミング・Androidアプリ開発科コース」の講義が9月中から始まりました。わたしも、講師の一人(非常勤講師)として参加しています。

さて、この話をいただいたのは、数ヶ月、コースの申請を行う前です。
ということで、本日のブログは、数ヶ月前に遡ります。

コースの申請時に、講師を確定していなければいけないそうで、講師の氏名や略歴、資格を書いた名簿を提出する必要がある、とのこと。
「取得資格の証明書をお持ちください」と言われました。
合格証の写しを添付するそうです。
「はい、分かりました」と答えたものの、家に帰って、履歴書などにいつも書いている資格「第一種情報処理技術者試験」と「画像情報処理技能検定CG部門 2級」の合格証を探してみると、これが見つからないのです。
机の引き出し、本棚、クローゼットの上の収納ケースの中、どこにも見当たりません。

他の合格証や賞状は次々と見つかります。
第一種を取る前に取得した「第二種情報処理技術者試験」、学生時代・漫画を書いていた頃の「ちばてつや賞 佳作」、上の娘が生まれたときに書いてもらった「子育て甲子園エッセー賞 特別審査委員賞」など、よくこんなものとっておいたな、というものは出てくるのですが、肝心の2つの資格の合格証は影も形もありません。

恐らく、必要になりそうな合格証だけ、別にして保管しておいたのでしょう。でも、肝心な保管場所は、数回の引越しを経て、その存在ごと、わたしの記憶から、すっかり無くなってしまいました。

専門学校に、その状況を連絡したところ、「国の事業なので、講師に資格が無い(証明できるものが無い)と、審査に通らない」とのこと。
う~ん、どうしましょう。

IPA(情報処理推進機構)のHPで「よくある質問」のページを見ると、おっ、ありました、「合格証書を失くしたのですが、再発行できますか?」の文字。(「よくある質問」にある、ということは、わたしと同じような人は結構、多いのですね。)
合格証は再発行できないが、合格証明書というものを発行してもらえる、と書いてありました。
専門学校に確認すると、それで良い、とのこと。
「以前、同じように発行を依頼した先生が、(依頼から発行まで)1ヵ月以上かかっていたので、早くした方がいいですよ」
1ヵ月もかかってしまうと、申請に間に合いません。急がねば。
IPAの「合格証明書の交付手続き」のページ にアクセス、交付手続き申請書(pdf)をダウンロードして、必要事項を書き込みます。
交付の手数料は1通「700円」。郵便局で払い込み、「郵便振替払込請求書兼受領証」を受け取ります。このコピーを、申請書に貼り付けます。
また、合格証明書の郵送を簡易書留や速達などにしたいときは、希望送付方法欄にチェックを入れて、その料金分の切手を同封します。
わたしは、速達分を同封しました。

文部科学省認定「画像情報処理技能検定CG部門 2級」もCG-ARTS協会のHPを見ると、同様に、合格証明書を発行してくれることが分かりました。
「合格証明書の申請方法」のページ にその方法が書いてあります。
申請書は、フォーマットは用意されてないので、自分で作成した書式に必要事項を記入します。
手数料は1,000円と情報処理試験より少しお高い。こちらは、郵便定額小為替を使います。

どちらも、ずいぶん昔に取得した資格で、既に、名称(というか試験区分自体)が変わってしまっているので、本当に発行してくれるのかどうかちょっと不安でしたが、郵送してから2週間もかからず、合格証明書が送られてきました。

コースの申請になんとか間に合い、無事、審査も通って、9月中の開講にこぎつけることが出来たのでした。
Comment(0)