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タイ国の真実らしきもの その33 たまごの話

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 日本のたまごは、とっても安くて美味しくて、こんなに安くて美味しいたまごを提供してくれる養鶏の方々には頭がさがります。
 
 タイではどうかというと、大変美味しくて安いのですが、日本ほど割安感はありません。
 
 まあ、その時の物価や種類にもよりますが、1パックで100円強というところです。
 タイでは、カツ丼が100円強で食べられることを考えると、1パックがカツ丼1ぱいということになり、日本では3パック~4パックほどがカツ丼1ぱいほどですから、安くて美味しいたまごですが、それでも日本ほどでは無いということになります。
 
 また、タイのたまごは、日本のプレミアムなたまごと同じ茶褐色のものがほとんどです。
 まあ、プレミアムたまごの値段だと思えば多少割安感が出るとも思えますが、実はそうではなく、タイでのプレミアムたまごとは、白い、日本と同じたまごなのです。
 
 ですから、タイでは、お金持ちが白いたまごを食べて、日本では、お金持ちが茶褐色のたまごを食べるという、なんだかへんな状況となるわけです。
 
 つまり、プレミアムといっても貴重なのは、その社会、場所で、ということだという良い見本ですね。
 
 それでは、タイではなぜ、白いたまごがよいのかというと、もちろん、めずらしいからというのもありますが、タイ人にとって、白い色というのはある意味ステータスであるとのことです。
 
 日本では、時代によって、肌の流行が変わり、美白とか小麦色とか、その時代で女性が美を追求するための肌の色はいろいろと変わりますが、タイではそうではないようです。
 
 つまり、タイ人の美人の第一条件は、色が白いこと。
 
 そう言えば、タイでの化粧品のCMなどは、皆、美白のものがほとんどです。
 
 タイ人は、その出身地方によって、肌の色具合が違うようで、チャンマイ美人とかチャンライ美人とか言われています。
 
 北の出身の人は、美人ということですね。
 日本の秋田美人とか東北美人とかと似ています。
 
 そして、その美人であるという意味で北の出身者は、色白である割合が高いのだとか。
 
 まあ、実際は人それぞれなのですが、そのような話を聞くのも事実なのです。
 常夏のタイですが、それでも北の地方は、多少寒い時期というのがあります。
 寒い地方は色が白いという話は、日本もタイも同じですね。


 今日はここまで、またいつか御会いしましょう。

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