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タイ国の真実らしきもの その28 辛さとやさしさの関係

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 タイの人は皆さん辛さに強いですよね。
 私もタイ料理は好きなのですが、どうしてもタイの一般の味よりは少し辛さを押さえた味でないと食べられないのが残念です。
 そこで私なりにどうしてタイの人は、そんなに辛い味に強いのかを考えてみました。
 タイは常夏の国です。ですから、いつも夏なのです。
 夏ですから、日本では夏ばてなんて言葉があるくらい、体力が落ちるのですが、常夏ですから、いつもばてていては、タイの人達はつらいだけということになります。
 そこで、日本人でも食欲をそそるために、食事に刺激をということで辛さが強くなったのではと思っています。また、常夏ですから、食物が悪くなりやすいということも事実で、今のように冷蔵庫とか、氷が簡単に手に入る状態でなかった昔では、食中毒対策としても香辛料が多く使われたことでしょう。
 
 これで大体、なぜ、タイの食事に辛い物が多いのかがわかりましたが、それでタイ人の人達は平気なのかということがあります。皆さん幼い頃から辛い食事に慣れているという事はあるでしょうが、それでも絶えず辛い食事ばかりでは、胃に悪い影響がでます。
 胃潰瘍になりやすいのはと思ってしまいます。
 
 日本人などは、辛い食事でない日本食を食べていてもストレスなどからの神経性胃炎で悩まされている方が多いというのに・・・・。
 
 そこで私はあることに気づきました。
 

 タイは微笑みの国というぐらい、やさしい気質の方が多い国です。
 もちろん、仏教からくる宗教的な側面もあるとは思いますが、ストレスを持たない体質に、精神構造を取る様になったからと考えられないかということです。
 
 つまり、暑い->食欲減退(食中毒を防ぐ)->香辛料を増やす->胃に悪い->ストレスを貯められない->温和な性格 というような関係になるのではないかということです。
 
 私はバンコクを歩いていると、タイ人の方にタイ語で道を聞かれるほど、タイに溶け込んでおりますので、悟りをひらくのはもうすぐなのかも知れません。
(単にタイ人顔なのかもしれません。)
 
 なんにせよ、ストレスを貯めないというのは、何よりも良い精神状態ではないかと思います。
 私も常日頃から、そのような面持ちで生きて行きたいと思っております。
 
 
 
今日はここまで、またいつか御会いしましょう。

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