タイ国の真実らしきもの その8
今回はバイクの話です。
日本では車に比べて少ないバイク利用者ですが、海外では、高価な車に比べて、安価なバイクの人気は高いです。
特にバンコクは渋滞が激しいためか、自家用バイクもそうですがタクシーのようなバイクが大変多いです。
このタクシーバイクは、どういうものかというと、名前をモトサイラプチャンといいます。モトサイはモーターサイクルの略なのでしょう。日本ではバイクと言いますが、タイ語ではモトサイです。
モトサイラブチャンで「バイクを仕事にしている」みたいな意味だそうです。通常モトサイというとこのモトサイラプチャンを指します。
このモトサイラプチャンの利用方法なのですが、流しのモトサイラプチャンを利用する方法と、拠点に行ってお願いする方法があります。
モトサイラプチャンは、オレンジのチョッキのようなものを着ています。これが許可証みたいなものなのでしょう。走っているバイクの2台に1台はこれを着ていますからすぐわかります。
流しのモトサイラプチャンは、タクシーと同じように手を横に出すと場合によっては止ってくれますが、正直あまり止ってくれません。流しと言っても拠点に帰る場合が多いようです。止ってくれたら交渉です。必ず、行きたい場所と値段を聞きましょう。モトサイラプチャンにはタクシーメーターはありませんから、毎回交渉になります。
拠点まで歩いてそこから利用する場合は、拠点に場所と料金が書かれた表がある場合がほとんどです。この料金が目安になります。拠点からの場合は、料金が決まっているので交渉しなくてもあまり問題になりません。ただ、日本人だと日本人料金という場合もあります。事前に確認する方がトラブルを起こさないです。
料金ですが、とても短い距離はタクシー(ちなみにタイ語ではテクシー)よりも安いのですが、普通の距離の場合、タクシーと同じか少し高い場合が多いです。理由は、タクシーよりも早く着くからとのことです。タクシーは料金がメーターで決まっているのに大して、モトサイラプチャンはメーターが無いというのも理由の一つかもしれません。
と、ここまで書きましたが、もし実用性(渋滞をさける)がなければモトサイラプチャンの利用はお勧めしません。理由はとても事故が多いということです。運転が荒いバンコクのドライバーの間を縫うように走るモトサイです。事故が起こらない方がおかしいです。
ご利用の際は御気を付けください。
今日はここまで、またいつか御会いしましょう。