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グローバルIT時代にクリエイターはいかに対応するべきか?を考えます

マルチクリエイター同士のゆるやかなつながり の提案 【読了目安:3分30秒】

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前回のエントリーで、「変化の激しい時代を生き抜くため、技術者も『みっつの道に邁進するべき』」という話をしました。
言わば、「マルチクリエイターのすすめ」という主旨だった訳です。

今日は一歩進んで、より強い体質づくりのために、クリエイターとして私が取り組んでいることをお話ししたいと思います。

変化の激しい昨今のグローバルIT社会の中で、新しい言葉を耳にする機会が増えています。
3DTV、電子書籍、電子カタログ、HTML5、AR、一眼動画、3DCG、360度VR …
ここ何年かの間にコンテンツ関連で頻繁に耳にする言葉をざっと並べただけでも、実に多様です。
(雑多に並べ過ぎかもしれませんね(笑))

こうして見ていると、「コンテンツクリエイターとして、新しい分野を柱にしたい」と言っても、いったいどこに向かえばよいのか迷ってしまいそうです。
こういった情報のリサーチをしていると、「これはこれから伸びるのでは?」という技術が意外といくつも見つかったりするので、ますます目移りしてしまいそうになったりします。
正直私も本当は、動画レタッチや、電子書籍アプリのデザインなどもやってみたいのですが、グッと我慢している日々です(笑)

それはどうしてか。
あまりいくつも手を出しすぎるとキャリア戦略が混乱をしてしまうからです。
じゃあ、どこで線を引くのか。個人的には、「ひとりで手に負えるのは3分野まで」というゆるやかなルールを決めて実践しています。
現在の私の場合には、「写真撮影、フォトレタッチ、3DCG作成」の3分野です。(時代の変化に応じて入れ替えもあり、と考えます。)
これは、その人それぞれのキャパシティの問題があるでしょうから、もっと出来る人は、全然手を広げてもOKだと思います。
私のポテンシャルの場合は3つ以上手を出すのはかえってリスクが高くなると思う。というだけの話です。

そんな中で、「家電の写真を撮影して、今はまだできていないパーツをCGで作って、レタッチ合成して欲しい。」と言われたらどうするか。私の3分野にぴったりです。はりきって、一人で請け負う可能性が高いでしょう。

では、「一眼動画とCGのシャボン玉を、動画レタッチで合成した音楽PVをつくりたい」という相談が来たら、どう対応するのか。(私ができるのはCGだけです)
「車の電子カタログ用に、写真と動画と3DCGコンテンツを混在させてレイアウトしたいんだよね」と、言われたらどうでしょう?(写真とCGは任せて!って感じですが、動画が難しいところです。)
自分の手を出していない分野が含まれた案件です。これからはこういうことが頻繁に起こってくると思います。
全部自分で習得したら? 泥縄状態です。とても間に合いません。
急いでwebで専門家を探しましょうか? 信頼できる人かどうか不明な人に頼むのも、リスクがありますよね。
断る? 最悪それもやむを得ませんが、それでは自分の活動領域が狭くなっていく一方ではないのか…。

そこで、新しい時代に対応したマルチクリエイターの方と、普段からゆるやかなネットワークを作っておいて、案件ごとにチームを組んで解決する、というのはいかがでしょう。
題して、「マルチクリエイター同士のゆるやかなつながり」構想。

読んで字のごとく、変化の激しい時代を生き抜くため、得意分野を複数持ったクリエイター同士でゆるやかにつながっていこうという考え方です。
各員iPad等のタブレット端末を持ち合って、他のメンバーの作品(自分と競合しないものに限る)も常に持ち歩くのが理想です。
他のメンバーの競合コンテンツの営業は、できなくてOK。
(たとえば、僕は他のメンバーの動画作品は一緒に持ち歩いて営業するよ!でも、他の人の写真営業はできないかもしれません。そこはゴメンナサイ!って訳です。)
これなら、受注機会を広げる効果もありそうです。

この活動は、周りのクリエイターに複数分野の習得を呼びかけている段階で、まだきちんとした形にはなっていません。
ライフワークとして取り組んでいきます。
将来的にはLinkedIn(リンクトイン)を、そのホームコートとして機能させられないかなあと目論んでおります。

もし、この考えに共感してくださる方がいらっしゃったら、是非ご一報下さい。
(コメント欄か、ツイッターアカウント、または作品サイト「Contact」欄までお願いします!)

一緒にグローバルIT社会を、楽しくサバイバルできれば幸いです!


月2回。1日と15日に更新予定。 「グローバルIT時代のフォトグラファー

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