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グローバルIT時代にクリエイターはいかに対応するべきか?を考えます

<イレギュラー投稿> page2012 カンファレンス登壇に向けて【読了目安: 2分】

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来る、2012年2月8日(水)に、
「page 2012」
という印刷業界最大の見本市のカンファレンスにゲストスピーカーとして登壇する事となりました。

page2012 「事例に学ぶ CG・AR・動画ビジネス」(カンファレンス・グラフィックカテゴリ)


私がお話させていただくのは、「写真品質のCG x ARアプリケーション」という内容です。
フォトグラファーというスキルのコモディティ化が進む中、
私はプラスアルファ、「レタッチャー」、「3DCGクリエイター」としての活動を順次開始しました。
それはすなわち、「3種の肩書きを持つマルチクリエイターとして活動する」ことで「リスク分散をする」という体制づくりへの取り組みです。
そして、一定の成果を得ることができました。
(この流れについてご興味のある方は、前回までのエントリーをご参照頂けますと幸いです。)

しかし、ここに止まっていると、時間の経過とともにそれぞれの肩書きの分野がコモディティ化していくでしょう。
そして気が付くと、成長の止まった市場の中で限られたパイを奪い合う「ゼロサム・ゲーム」のフィールドを3つ持っているだけ、という状態に追い込まれている可能性は十分にあります。
そうであるならば、今の時点から、さらに攻めの手をうつ必要があるのではないか。

私はそういった考えから、積極的に「これからの広がりが見込まれる市場への進出」を目指して、いくつかの活動に取り組んでおります。
その中のひとつが、「ARアプリケーションに、写真家が作った3DCGを組み込む」という試みです。

現在のAR市場をフォトグラファー的視点から見ての、感想を述べます。
今はAR自体はかなり知れわたってきたものの、「フォトグラファーの目から見ると、十分な写真品質のARはまだまだ世に出ていない」状況だと思います。
(まだ、モバイル端末でそれを達成するにはハードウェアの能力的な制約もあります。)

そこにいずれはニーズが発生し、広がるはず、という考えのもと、取り組んできた成果と取り組み過程。
これが当日ご披露する主な内容です。

約25分ほどの持ち時間を、iPadでARアプリケーションをスライド投影しながら進行する予定です。
後日ARアプリのキャプチャ画像をTwitterへアップします。
(後日にするのは理由があり、当日は会場のWi-Fiはなるべくお客様に使っていただく、という配慮からネットには繋がない状態でプレゼンを行う予定です。)

ご興味がおありの方は、是非とも、当日会場でお待ちしております。
このブログでも、当日の様子をご報告できればと考えております。


月2回。1日と15日に更新予定。 「グローバルIT時代のフォトグラファー

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