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 セールスジャパンの経営を始め、様々な事業活動に携わるマイク丹治が、日々仕事を通じて感じていることをつづります。国際舞台での活動も多いので、日本の政治・社会・産業の課題などについて、グローバルな視点から、コメントしていきたいと考えています。

平和への思い

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リオ五輪が開幕した。準備不足、政府の混乱、盗難に暴行など、不安も多い開催だが、ともかくも平和の祭典、勝ち負けに拘るだけではなく、「参加することに意義がある」オリンピックを通じて、世界の人々が宗教や人種、政治体制の違い、歴史的経緯を離れて、スポーツを通じて交流し、そのフェアプレイと人類の限界へ向けた努力を見せることで、少しでも世界の争いが少なくなることを期待したい。

折しも、広島に原爆が落とされて71年が経過したのが今日。私の伯父も被爆者だったが、お陰様で比較的長生きして、既に他界した。あまり当時の話を聞く機会はなかったが、今こそ改めて、戦中・戦後の日本の苦しい時代を含めた当時の記憶を呼び覚まし、二度とそのような時を繰り返すことにないように、日本国民のみならず世界の人々に対して伝えていくことが出来たらと思っている。テロの流れは、中東やこれに対して歴史的に深く関わりのある英米など欧米諸国から、バングラデシュやインドネシアなど幅広く広がりつつあるが、今一度この原因を考えなおしてみる必要があるのではないか?

この間留学生就職イベントでお会いした学生の皆さんの一部と面談を始めている。まだ限られた数の方々だけだが、人の役に立ちたい、日本でキャリアを積んで母国に貢献したい、日本の文化の影響を受けて育った、という素晴らしい若者たちが多数いることに改めて感嘆している。大変残念なことだが、これに比べて我が国の学生は、より就職特化型のやり取りに終始しがちで、世界観や人生観の狭さを感じざるを得ない。ゆとり世代が良いとは思わないが、学校教育も社会教育も、薄っぺらなものになっていないか?人間として、社会や他の人々に対する理解と思いをもった、真の意味でわずかながらも社会に貢献しようとする気持ちが育たなければ、明るい未来は見えてこないように感じる。

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