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 セールスジャパンの経営を始め、様々な事業活動に携わるマイク丹治が、日々仕事を通じて感じていることをつづります。国際舞台での活動も多いので、日本の政治・社会・産業の課題などについて、グローバルな視点から、コメントしていきたいと考えています。

ドローン

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官邸にドローンが落ちていたということで、大騒ぎになった。それにしても、随分警備が甘いなと感じた人は多いのではないか?あれだけ戦争をしたそうに見える安倍総理の公邸ですらそうなのだから、やはり平和ボケと言われても仕方がないし、この事件が海外の急進派には福音になったのは間違いない。総理は、ますます住みにくいわが国を作り出しているということになる

もう一つ感じたのは、科学技術の進歩。極めて安価なもので、ある意味誰でもある程度の攻撃をすることは可能なのだから、あまり安心できない世の中だ。前から主張していることだが、何でも便利になることが本当に良いことなのか、よく考えた方が良いと思う。

だが、今回一番言いたいのは、「ドローン」だ。つまり、このDroneの日本語表記。これをどう読むかと言えば恐らく「ドゥローン」が正しい。だが、これが平気で「ドローン」になってしまうところに、わが国のマスコミの低脳さが見事に現れていると思うのだが如何だろうか?

あれだけ帰国子女を使っているテレビ局などが何故こうなるのか、私にはまったく理解できない。もちろん間違った発音でもそれが定着してしまったケース、例えばミシンなどはそれで良いだろう。だが、今回の場合は、明らかに最近出てきたもので、新たな名前なのだから、きちんと発音すべきではないか?それでほぼ近い発音で表現できるのだから何の問題もない。

英語がすべてとか、英語の発音だけが大事とか言うつもりはないが、自国の言語や文化を大事にしたいのであれば、なおさら他国の言語や文化にも相応に配慮する必要がある。中途半端に英語読みをするくらいなら、「無人小型飛行装置」とでもした方が、より分かりやすい気もするのだが

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