国会議員の歳費7割削減!
やっぱりおかしいこの国
最近思うのだが、何故この国に元気がないか?それは一生懸命頑張っている人が、ますます苦しくなっているからだと思う。もちろんそれぞれ仕事だから、最後は結果だと思うが、そもそも皆が先に不安があるから、いくら一生懸命やっても相手が動かないということにもなる。そして一方で一生懸命頑張らない人も、弱者ということで我々の金で支援する、という不公平があるからではないか?
市場主義の行きすぎは、貧富の差を広げるので良くないと言うが、一方で一生懸命頑張ればそれなりに素敵な未来が待っているということでなくては、誰も真面目に頑張らないし、社会も暗くなる。社会福祉を否定するものではないが、やはり社会そのものが、皆に頑張ろうという気持を起させるものでなくてはいけないと感じる。どう考えても、今の日本は一生懸命頑張らないほうが得、という気分だ。
やっぱり政治家は国民目線なし!
民主党の代表選挙が終わったが、その結果を見てマスコミがただ菅氏圧勝と叫び、組閣や党の人事に関心を移しているのに、とても違和感を感じる。菅氏と小沢氏のポイント差は230だが、そのうち党員・サポーターで180ポイント、逆に言えば議員票では50ポイントしか差が付いていない。
民主党の党員・サポーターが、一般国民と同じと考えてよいかどうか分からないが、要は議員、とくに国会議員は、全く国民の民意を反映していない、理解していない、ということが、これほど明確に出た結果はないのではないか?
財政再建の第一歩は国会議員から
まず、議員たちはそのことを恥じ、成長戦略や事業仕分けの前に、自分たちが本当に国民と同じレベルで生活し、一生懸命努力することを、見せるべきではないのか?今朝も蓮紡氏は会見で公務員の給与に触れていたが、もちろん公務員の給与が高いのは事実として、その前に組織運営や国際政治、経済政策の能力もないのに、国会議員であるというだけで法外な処遇が得られる仕組みを改めるべきではないか?もちろん国民が選んだのだが、残念ながら今の国会議員の大部分は何の能力もないのは明白だ。
どうも国会議員の責任をと言うと、すぐに定数削減などというが、そんな面倒なことをしなくても、ただ歳費7割削減、年金返上だけでも効果はある。そして運転手つきの車で移動するのではなく、電車で移動するようにすれば良い。
7割削減しても、国民の平均よりは少しましな暮らしが出来る。政治家はやることが沢山あるから大変だ、というが、個々の国民も同じだ。秘書は、国から給料が出る範囲にすればよいし、事務所や宿泊施設は用意されている。地元の事務所が必要なら、それこそ一生懸命国民のために働いて、支援者から寄付をもらえば良いではないか?