お子様連れのお客様を迎える側にできること
従業員にもお客様にも 『なぜか居心地がいい』を提供する 、ミエール・デ・キールのカタショです。
冬休みが近づいてきましたね。そこで今回は、お子様連れの外出について、迎える側(主に宿泊施設)にできることを考えてみました。
お子様連れの外出は、どうしても荷物が多くなりがちです。ご家族は、少しでも荷物を減らすために、家電や寝具を含め、必要なものが現地で調達できるのかどうかを事前に確認しておきたいことでしょう。
・施設にあるか(備品or有料販売)
・借りることができるか(無料or有料)
・どこで買えるのか(距離・営業時間・地図)
これらを『お子様連れのお客様へ』としてひとつにまとめて、サイトのトップページにリンクされていたら、お客様は情報を探し回らずに済み、問い合わせも減らすことができますね。
では具体的に、お子様連れのお客様からの要望にはどのようなものがあるのでしょうか。ネットで検索し、まとめてみました。
◆子供用として用意してあるとうれしいもの
- ベビーソープ
- シャンプー
- 歯ブラシ
- お尻拭きシート
- ビニール袋
◆ホテルで借りたいもの
- スリッパ
- 浴衣(パジャマ)
- タオル(多めに)
- 子供用食器
- 食事用エプロン
- 絵本
- DVDプレーヤー
- おもちゃ(音のしないもの)
- 体温計
- アイスノン
- 調乳用電気ポット
- 哺乳瓶消毒液
- 哺乳瓶消毒器
- 哺乳瓶用洗浄ブラシ
- 電子レンジ (レトルト離乳食・哺乳瓶煮沸消毒)
- 加湿機能付き空気清浄機
- ベビーカー
- ベビーサークル
- ベビーチェア
- ベビーベッドまたは布団
- ベビーバス (ユニットバスや大浴場で使用する)
- 浴室用ベビーチェア
- 湯温計
- 踏み台(洗面台用)
- おねしょパッド
- 補助便座
- おむつ用フタ付きゴミ箱
◆ホテルで買えるとうれしいもの
- ベビーフード
- 紙おむつ
- お尻拭きシート
◆気兼ねなくお部屋で過ごしたい
洋室では通常靴を履いたまま過ごすので、ハイハイする月齢のお子様がいる場合は和室をお勧めするか、この点をお客様に確認した方が良いでしょう。お客様の中には、洋室のカーペットの上にタオルケットやピクニックシートを広げて利用している人もいるようです。高価な置物や装飾品は撤去または移動している旅館もあります。また、電話機の設置場所によっては、「子供がおもちゃにしてしまうので困る」 と言った声もあるので、コードを伸ばして移動するなど、何か対応できるといいですね。
◆ゆっくり食事を楽しみたい
お子様がテーブルの料理に手を伸ばして、ひっくり返すことは良くあることなので、おしぼりや台ふきんは、多めに用意して欲しいですね。また、テーブルクロスを引っ張ってしまうことを考えて、滑りにくいランチョンマットに替えるのも良いでしょう。ベビーチェアやベビーサークルの用意の他、レストランの中には、テーブル脇にベビーベッドを設置してくれるところもあるようです。
◆近隣のドラッグストアの情報
離乳食や応急薬、紙おむつやお尻拭きシートなどを買うため、ドラッグストアの場所と営業時間は確認しておきたい情報です。
◆近隣の病院情報
環境が変わった旅先で体調を崩すこともあるので、小児科や総合病院、夜間の救急センターがどこにあるか、サイト上だけでなく、必要な時にその電話番号やお客様に渡すことができる地図を用意しておきましょう。
◆お子様連れで楽しめる近隣施設やレストランに関する情報
ベビーカーのまま利用できる・ベビーカーの貸し出しがある・授乳室がある・トイレ内におむつ交換台があるなど、近隣施設の設備についても関心を持ち、お子様連れで利用しやすい施設を紹介できるようにしておきたいですね。
すべてのご要望には沿えないかも知れませんが、まずは、お客様がどのような情報を求めているのか、何をして欲しいと思っているのか、実際にどのような行動をとっているのかを知って、「何ができて、何ができないのか、どこでできるのか」について、ハッキリと示すことも、ひとつのおもてなしではないでしょうか。
サイトだけでなく、情報は紙ベースでファイルにまとめて、フロントだけでなく、廊下でお客様とすれ違うルーム係のカートにも積んでおいてはいかがでしょう。
「よくある質問」も、利用者ごとに整理すると、情報を探しやすくなりますね。
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