道路標識のように、その場で確認できる仕組みづくり
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道路標識がそうであるように、
仕事の上でも『その場で確認できる仕組み』が必要だと思っています。
ある職場で、
「ここには常に5個を残しておくように、使ったら補充をしておいてくださいね」と、
新人スタッフが入るたびに口頭で説明をしていました。
ところが、たまに棚に目いっぱい入っているということが起きてしまいます。
でもスタッフの数が多くて、誰がやったのかはハッキリしません。
そこで、スタッフ用の回覧板にその件について注意を書きました。
しかし、それでもまた棚に目いっぱいの補充が繰り返し発生するので、
指導する立場の人は、
「回覧板にも書いたのに。間違える人は誰?」と頭を抱えていました・・・
1.口頭での説明の問題点
- 指導者が、一部の人にだけ「5個」の部分を伝え漏れていた可能性
- スタッフが「5個」の部分を聞き逃してしまう
- スタッフが「5個」の部分を失念してしまう
2.回覧板の問題点
- 読ませたことで満足し、スタッフの正しい行動にはつながっていない
- スタッフは、読んだ後、すぐに忘れてしまう
- 作業場所では確認できない
どうしたら、全員に正しい内容が伝わるのか。
簡単です。
作業場所の棚に、「補充は5個」と書いて貼りました。
これだけで解決です。
机で読む長い文章の通達や回覧よりも効果的な、
その場で確認できる単純な作業手順シート(デキールシート)を
取り入れましょう。
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