エジプト旅行記
お休みの日なので軽いネタをひとつ。
先月ですが、母と2人でエジプト旅行に行ってきました。
エジプトといえばピラミッド、ピラミッドといえば世界遺産。
一生のうちに一度は見てみたい、なんて思っている方も少なくないのではないでしょうか。
私もその一人で、今回は、母が行きたい、というのに便乗させてもらって、思ったよりも早くその希望をかなえることができました。
感想その1:とにかく見所が満載
エジプトはピラミッドだけでなく、本当にたくさんの世界遺産(古代遺跡)があるんですね。今回は、8日間ツアーで、カイロからアブシンベルまでいくつかの都市を飛行機とバスで移動しながら、ピラミッドはじめ、数々の神殿などの遺跡巡りをしました。
ピラミッド&スフィンクスに次いで私が気に入ったのが、アブシンベル神殿。ここには、昼間、夜、そして翌日の朝、と3回も見に行きましたが大満足♪夜は、ここで「光と音のショー」を楽しめます。
感想その2:観光は1月がベストシーズン?
春は砂嵐が激しく、夏場は場所によっては50度まで行くという熱風。というわけで、11-1月のエジプトは暑くもなく、砂嵐もないため、観光としてはベストシーズンなのだそうです。
が、ここは砂漠地帯。昼間は25度くらいまであがるのが、朝夜は10度を下回るくらいまで冷えます。というわけで、洋服は常に調整がきくものを身につけなくてはなりません。また、もう少し暑い方がアフリカ大陸に来た実感があっていいのかもしれません。さらに、ハイシーズンのため、飛行機も観光地もかなり混雑はしています。ただ、遺跡めぐりをする時(特に王家の谷など)は、暑くては本当に体力が消耗するだろうなあと思いました。一年中雨の心配がいらないのが嬉しいですが、反面、とにかく乾燥しているのでお肌はかなりガサガサになりました。
感想その3:エジプトに定価はなし
エジプトは普通の公務員の月給が2-3万円だそうで、まだまだ経済的に豊かとは言えません。というわけで、外国人旅行者、日本人、というだけで、かなりの額をふっかけられることもあります。ま、定価という考えを捨てて、「この金額なら欲しい」という、マーケティング的に言えばバリュープライシングの感覚でお買い物すればいいのだと思います。私も300円から1000円くらいまでのアクセサリーをいくつか購入しましたし、母もスカーフをたくさん購入して満足していました。ま、アジアをたくさん旅している人であれば、どこのマーケットでも交渉は大体おんなじようなものではないでしょうか。交渉時は、こっちが強気ででると相手も結構迷惑そうな顔をしたりするんですが、支払いでお金を渡した瞬間、すごくいい人になってニコニコしちゃうところが素直な人たちだなあと思います。インドで激しくしつこいセールスにあった経験からすると、エジプトでは何も怖いものがなかった気がします。
感想その4:ツアーでは安全性は高い
エジプトは以前、観光客を狙った銃撃事件が起こり、日本人観光客も巻き込まれる事件がありましたが、エジプト経済にとって観光産業は非常に重要、ということで、場所によっては、銃を持ったセキュリティの方がツアーに同行することもありました。いずれにしろ、飛行機が時間通りに飛ばなかったり、急に道路が閉鎖されたり、など、色々なことが起こるので、エジプトはちゃんとしたツアーで行くのが何より安心です。私の参加したツアーも、国内線の1本がキャンセルで1本前倒し、帰りの飛行機も2時間の遅れがあったのですが、一流ツアー会社のおかげで、臨機応変なスケジュール変更で、予定していた以上に色々楽しめました。
感想その5:エジプトではサッカーが熱い
これは知らなかったのですが、エジプトでスポーツといえば、子供からお年寄りまでとにかくサッカーだそうです。見るのもプレイするのも大好きで、サッカーの国際試合がある日などは、通りから人がいなくなるほどだそう。そんな中、私の滞在中にエジプト対アルジェリアのアフリカカップが開催。これは日本対韓国みたいなライバル同士だとのことで、エジプト中が注目の試合。夜9時から始まった試合を私もホテルの部屋のテレビで観戦したのですが、結果はなんと4対0という大差でエジプトが勝利。その後、夜11時過ぎているというのに、カイロの町中が大騒ぎ。ホテルの周りはだいぶましだったそうですが、それでも、太鼓やら歌声やら、車のブザーやら、叫び声やらが、ホテルの20階以上まで届くほど、響き渡っていました。
本当にただの旅行記ですが、エジプトに興味がある人がいれば、ぜひ、一生に一度と言わず、次のお休みにでも行ってみて欲しいと思います。
らくだの顔って本当にかわいい。