ネットワーキングの重要性とLinkedIn
ビジネススクールでは、実際のキャリア構築、就職支援、面接対策までしてくれるコースがあります。(どうしてもアメリカ国内での就職を念頭に入れたものになりがちですが。)学校にとっても学生の卒業後の進路は学校のブランディングにとっても大事だし、また学生にとってもその学校を卒業したことによってどうキャリアが移行したかというのがとても大事な指標なのは言わずもがな、ですね。
就職活動においては、特に最近、「ネットワーキング」がいかに大事かということが強調されているように思います。
ご存知のとおりの就職氷河期。
企業は採用をかなり抑えているようですが、そんな時でもちゃんとネットワーキングしておくことが大事、とのことのようです。あるデータによるとアメリカ人のJobサーチの7割はネットワーキングに費やされているらしいです。 なぜかというとアメリカではネットワーキングから仕事が紹介されたり仕事決まることが多いから、とのことです。もちろん日本でも人の紹介やつてなどで就職が決まることも結構ありますよね。
さて。LinkedInってみなさんやっていますか?
先日LinkedInの方が講演に来たのですが、私がLinkedInに参加した2年前に比べて日々会員数が増え、新しい機能もいろいろと追加されたようですね。他のSNSと違ってプロフェッショナルネットワークに特化したブランディングで着々と世界にネットワークを広げているようです。また、スペイン語とフランス語にも対応するようになったそうです。
LinkedInを最大限に活用するためのtipsを聞いたのでご紹介します。
1、Job Profileの詳細を加える
2、Education Profileの詳細を加える
3、自分の個人名を使ったURLにする
4、アドレスブックをインポートする
5、Outlookツールバーをインストールする
6、Q&Aを使って質問の答えを得る、誰かの質問に回答する
7、自分の会社、競合、業界などについてNewsを購読する
8、パブリックにプロフィールを公開する (→自分ブランド構築)
私はQ&AやNewsの機能は知りませんでした。
LinkedInの一番活発な市場は北米ですが、実際にLinkedInで募集して職を見つけたり紹介したりといった使用が活発だとのことです。実際に私も日本でIT業界の職を探してみたら、1つだけ私の希望に沿ったものがヒットしましたが、日本ではまだあまり使われいていないという印象ですね。もちろん情報が全て英語ということが一つの大きな阻害要因(特に英語が必要でない会社)になっていると思います。
SNSといえば、ここアメリカではやっぱりFacebookが圧倒的人気で、クラスメートの日々の様子は全部Facebookで共有しています。みんなの使用頻度もかなり高い感じですね。ただ、Facebookはあくまでソーシャライズのツールですので、これを機にプロフェッショナルネットワークのLinkedInもちゃんと使用してみようかなと思っています。(これまで私のサイトはほとんど眠ってました。)
私の使用方法としては、就職に直接結びつくようなものはものはあまり期待できないとしても、ビジネスのネットワークをキープ&管理しておくツールとして、またいくつかのグループに所属したので、そのグループの情報をキャッチアップするためのツールとして使っていきたいと思います。
追伸:先日、プロフィールなどを書き直しました。ついでにこのブログのURLと「ITmedia Alternative Blogger」という所属も載せておきました。