リーダーが抱える20の悪い癖
ITmediaエグゼクティブの記事、「リーダーが抱える20の悪い癖」がすごくおもしろい。
これは、コーチングの神様と言われるマーシャル・ゴールドスミス氏が著書の中で紹介したものだそうですが、なるほど~と思う点がいっぱい。
私は今、ビジネススクールに通っていて、そこは「将来のマネージャーの卵」がいっぱいいるわけで、すでに以下の悪癖を感じさせる人もいますね~。
特に学校ではチームワークを重視していて、チームプロジェクトが常にあるのですが、最近の授業のハードさと中間テストなどのプレッシャーの中、価値観の違いから意見が対立したり、ぶつかったりすることも増えてきました。(ちなみに私以外のチームメンバーの国籍はブラジル、ポルトガル、ギリシャ、インドです。)為になる記事ですので、英訳して(もしくは英語版を探して)クラスメートたちとシェアしたいと思います。
以下が20の悪い癖ですが、私自身は、2番と3番と5番に気をつけようと思います。また、最近はとにかくポジティブなコメントや小さなことでも誉めたり感謝したりする癖をつけるようにしています。(日本人的感覚だとちょっとやりすぎな程度がちょうどいいですね)
- 極度の負けず嫌い
- 何か一言価値を付け加えようとする
- 善しあしの判断を下す
- 人を傷つける破壊的なコメントをする
- 「いや」「しかし」「でも」で話を始める
- 自分がいかに賢いかを話す
- 腹を立てている時に話す
- 否定、もしくは「うまくいくわけないよ。その理由はね」と言う
- 情報を教えない
- きちんと他人を認めない
- 他人の手柄を横取りする
- 言い訳をする
- 過去にしがみつく
- えこひいきをする
- すまなかったという気持ちを表さない
- 人の話を聞かない
- 感謝の気持ちを表さない
- 八つ当たりする
- 責任回避する
- 「わたしはこうなんだ」と言いすぎる
ちなみに、このゴールドスミス氏はどんな人なのかと思って調べたら、Googleで講演している画像がありましたので紹介します。GoogleがYouTubeを買収したおかげなのかは分かりませんが、こんな貴重な映像がハイクオリティでYouTubeで見られるのは素晴らしいですね。
見てもらえば分かりますが、ゴールドスミスさん、かなりおもしろいです。そして仕事だけでなくプライベートでも使えそうなテクニックが満載。講演の中で、彼は夫婦間や親子間の関係をよくするために以下の質問をしようという提案をしています。
「How can I be better wife(husband, father, mother)?」
これって、なかなか実践は難しいですね。でも、ゴールドスミスさんは実践しているのだそうですよ。それから、アドバイスを求めて、答えが返ってきたら、それに対して議論するのではなく、一言「Thank you」と言おうと提案しています。ビジネスもプライベートも結局人との良好な関係がうまくいくかどうかで大きな違いが生まれますので、人間関係のスキル(interpersonal skill)は貴重なスキルだと思います。私自身もここでいろんな国の人と関わっていく中でさらなるスキル向上を目指したいと思います。