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12人の怒れる男、今ふたたび

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ご存知の方も多いかと思います、アメリカの陪審制度を題材にした映画「12人の怒れる男」。

最近2つの授業でこの映画を扱ったので高校生の時に観て以来10年ぶりに観たのですが、今でも色あせない名作だなあと改めて思いました。なんと映画化されたのは1957年。つまり半世紀も前なんですねー。

そもそも私がこの映画を観たきっかけは、慶応大学法学部の受験面接の時に、アメリカの裁判員制度について語ったら、教授から「12人の怒れる男という映画を知っているか?」と聞かれ、当時知らなかった私は面接の翌日さっそく観たというわけです。当時も、「こんな名作があったんだ!」と感銘を受けたのを覚えています。

さて、授業では特に12人の男たちの発言や組織の何がどう変化していっているかなどに焦点を当ててディスカッションするのですが、特にヘンリー・フォンダ演じる陪審員のリーダーシップスタイルというのはこれまでのリーダーシップの概念とは全く違った、でもとても効果的で勉強になります。物静かで自分が前に出て主張するよりも周りの人を少しずつ巻き込んでいくスタイルはぜひ習得したいですね。

ちなみに、映画を観ていて、私の大好きな三谷幸喜さん作の「12人の優しい日本人」も久々に観たくなりました。これはこれで別の意味でとってもおもしろい。

そして、今ブログを書いていて発見したのですが、なんとロシア版「12人の怒れる男」の映画が公開になるようですね。(ロシア版「12人の怒れる男」オフィシャルサイト

さて、オリジナル版から半世紀。日本もいよいよ来年の5月21日から裁判員制度が実施されるとのことですので、私たちも真剣に陪審制度について考える必要はありそうですね。

個人的には法律を学んだものとして思うところもあるし、裁判の傍聴も経験しているし、一市民として司法に参加したいし、陪審の呼び出し、ぜひ待ってます!

Comment(2)

コメント

mohno

おじゃまします。
『12人の怒れる男』だけだけだと裁判員制度の幻想を持ちかねないので、『12人の浮かれる男』(筒井康隆)もお勧めします。『12人の怒れる男』で「ヘンリーフォンダがいなかったら」を考えてもいいですが。

Mamiko

mohnoさん。こんにちは。
「12人の浮かれる男」を教えてくださってありがとうございます。逆に無罪が有罪になってしまうというお話なんですね。「疑わしきは被告人の利益に」という原則より感情論が先行しがちな裁判では誤審の怖さはありますね~。

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