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記者にノベルティを渡す行為

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少し前の話ですが、8月2日号の週刊新潮で、記者に高額のノベルティを配った事例が掲載されていました。なんでも、サトエリさんの登場した、ネット関連会社SUNがセカンドライフ内にショッピングモールをオープンという発表会で、サービス名の入ったiPod(定価3万円相当)を配布したということでした。

やけにいろいろな媒体での扱いが大きいと思ったらこんな舞台裏が・・・みたいな論調で週刊誌で取り上げられていました。

ちなみに配布した会社側は映像を直接みていただくために配ったとコメントしているとのことです。また、「受け取れない」と郵送してきたところもいくつかあったそうです。

(注:微妙にニュアンスが違うかもしれないので、興味のある方は原文をあたってみてください。55ページの記事です)

私自身が記者として約3年間活動をしていましたので、取材に行ってノベルティを頂くことが何度もありました。ノベルティといっても別に高額のものではなく、ペンとか、セミナーで使ったあまりのバッグ、ロゴ入りTシャツなどで、それらを持ち帰って読者プレゼントにしたりしていました。そして逆の立場になり、発表会に来ていただく側になった今は、ちょっとしたロゴ入りノベルティを用意することもあります。でも、高価になりすぎないよう、クライアント先の企業と一緒に気をつけています。もちろん低価格のものであっても、「会社の規定で受け取れない」という媒体社がいくつかあります。

お世話になっている記者には何か差し上げたい気もするし、でも、もしも、モノによって記事の内容が変化してしまうのであれば、それはなんだか違う気もするし、難しいですね。

このSUNという会社さんがどのような会社かは存じ上げないのですが、いろいろなことを考えさせられた記事でした。話題づくりでいろいろと工夫している点は非常におもしろいと思いました。

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