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Peatixイベント主催者へのスパムメッセージに注意

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最近、Peatixの機能を悪用したスパムメッセージがイベント主催者に送られてくる事例が話題になっています。SNSでも「こんなメッセージが届いた」という注意喚起を見かけるようになりました。

公式からも発表が出ています。

実は私のところにも、本日そのメッセージが届きました。記録も兼ねて共有しておきます。

最初に気づいたのは、iPhoneの通知センターに表示された通知でした。

tuuchi.jpg

タップすると、見慣れたPeatixのメッセージ画面が開きます。(画像は一部加工しています)

peatix.jpgのサムネイル画像

しかし、内容を読んでみると日本語が不自然です。Peatixのスペルも変です。落ち着いて読めば「これは怪しい」と気づけるレベルなのですが、忙しいときや急いでいるとき、あるいは何かに気を取られているときには、ついリンクを開いたり操作してしまう人もいるかもしれません。

どうやらイベントページにある「主催者へ連絡」機能を利用して送信されているようです。そのため、普段から見慣れているPeatixの画面やフォーマットで表示されます。これが、利用者を油断させる一因になっているように感じました。もちろん、下にあるイベント詳細を見るをクリックすると自分が作成した(自分の組織で作成した)イベントに飛びます。

ところで、みなさんは「システム1」「システム2」という言葉をご存じでしょうか。

心理学者のダニエル・カーネマンは、人間の思考には大きく2つのモードがあると説明しています。

システム1は、直感的で素早い思考です。見慣れたロゴを認識したり、いつものアプリを開いたり、「たぶん大丈夫そうだ」と瞬時に判断したりするときに働きます。

一方、システム2は、意識的で慎重な思考です。契約書を読んだり、数字を確認したり、「本当に大丈夫だろうか」と立ち止まって考えたりするときに働きます。

私たちは日常生活のほとんどをシステム1で処理しています。もし毎回システム2を使っていたら、朝起きて服を選ぶだけでも疲れ果ててしまうでしょう。つまり、システム1は決して悪いものではなく、人間が効率よく生活するために欠かせない仕組みなのです。

しかし、フィッシング詐欺やスパムは、その仕組みを巧みに利用します。

見慣れたロゴ、見慣れた画面、見慣れた通知。「いつものサービスだ」と感じた瞬間、私たちは無意識にシステム1で判断してしまいます。さらに「今すぐ確認してください」「アカウントに問題があります」といった表現で焦らせることで、冷静に考える時間を奪おうとします。

今回のメッセージも、Peatixの正規の機能を利用して送られているため、普段見慣れた画面で表示されます。そのため、忙しいときほど疑いを持ちにくくなるのかもしれません。

即断即決が求められる場面もあります。しかし、少しでも違和感を覚えたら立ち止まることも同じくらい大切です。

「日本語がおかしい」
「なぜこの連絡が届いたのだろう」
「何か変だな」

そう感じたときは、システム1からシステム2へ切り替えるサインかもしれません。

今回の件は、私自身にとっても「違和感を無視しないこと」の大切さを改めて考えさせられる出来事でした。

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