米国債で「自分だけの年金」
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愛知県の元教員、○○△△(55)は五十九歳になる四年後、「自分だけの年金」を受け取り始める。
公的年金の話ではない。共働きでためた千二百万円を元手に買った米国債の満期が訪れるのだ。六十五歳まで満期が一年ごとに来るように七本の債券を購入。毎年、現在のレートで三百万円強を受け取る計算だ。(日本経済新聞 朝刊、 2007/07/16、 1ページ、名前部分は引用者の判断で伏せました)
以前にも日本経済新聞で割引債型の米国債を使った運用について紹介されていました。たまたま切り抜いておいたので、ふと日付を見ると、偶然にもちょうど1年前でした。ご興味のある方は日経テレコンなどで。
この例では、今五十歳の人が十年後から五年間、毎年一万ドルずつの償還金を受け取れるよう、残存期間が十年から十四年まで一年ずつ異なる五銘柄(利回りはすべて五%と仮定)を買いました。
(日本経済新聞 朝刊、2006/07/16、17ページ)
米国債は日本の証券会社経由でも購入できますが、米国政府から直接買うこともでき(ただしSocial Security Numberが必要)、その場合は手数料がかかりません。一応口座までは開いたのですが、ちょっと躊躇しておりました。
そこに冒頭の記事です。この記事でハッとしたのは下記の部分。
為替リスクはあるが、いざとなれば海外に長期滞在すればいいと腹をくくり、英語の勉強に余念がない。
いざとなれば海外に長期滞在すればいい。どうですかこの腹の据わり具合。団塊世代の諸先輩の生きざまに注目したい今日この頃。
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