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日々の「ハッ、そうなのか!」を書き留める職遊渾然blog

「好きだけど嫌い」が多いあなたは創造的

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二律背反的な感情を持つ(ポジティブな感情とネガティブな感情を同時に感じる、)人は、どちらかの感情だけを持つ(あるいは感情を持たない)人よりも創造的であるという研究がある。

People who experience emotional ambivalence -- simultaneously feeling positive and negative emotions -- are more creative than those who feel just happy or sad, or lack emotion at all, according to a new study.

"Emotionally ambivalent workers are more creative, innovative"

Thinkertoys なぜそうなのか。複雑な感情は感受性を高め、普通なら見逃してしまう事物のつながりを見出すからではないかというような考察がなされています。

豊かな(複雑な)感情と創造性はつながっているらしい。今読んでいる『アイデアのおもちゃ箱―独創力を伸ばす発想トレーニング』でも、逆にしたり割ったりくっつけたりといった、いわば論理的な発想法(直線的発想法と呼んでいます)とは別に、「直感発想法」という一連の発想法を紹介しています。これは文字通り、理屈抜きで「直感」を使っちゃおう・鍛えちゃおうという話。前者が左脳的、後者が右脳的な発想法であると説明されています。

そもそも創造性をどうやって測定するか。記事では"Remote Associates Test"で測定したとありました。関係なさそうな2つのものに共通するテーマを見出す力を測っている模様。

ここにちょっとハッとしました。
創造力は、つながりを見出す力。無から有を生みだす力では(必ずしも)ないのだ。

新しいアイディアというのは、新しい場所に置かれた古いアイディアなんだ
仕事は楽しいかね?

ですね。

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