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日々の「ハッ、そうなのか!」を書き留める職遊渾然blog

入会に(最低)200年かかる会

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(1)     創立200年以上の歴史を有する企業であること。
(2)     創立者が明確で、その同族者が現在でも経営権を持っていること。
(3)     経営状態が良好であること。
月桂冠株式会社 ホームページより)

これは、伝統企業の国際組織「エノキアン協会」の入会条件。
1代30年とすると、最低でも7代にわたって同族経営を続けないとなりません。

200年間同族経営を続けるために、最も重要なのは何か。
想像するしかありませんが、変えるものと変えないものの峻別が重要そうですね。
例えば、製品は変えないが、製法は技術の進化に合わせて変えるとか、そういったこと。

他には、組織文化でしょうか。実力のある人が経営者になって当たり前の時代に、敢えて同族経営を貫くならば、社員に対して並々ならぬコミュニケーションが必要となりそうです。

最後に、これは参考欄の2番目と3番目の文章がそれぞれ指摘していたことですが、急激な成長を戒めること。『いい会社をつくりましょう。』という本には、「急成長をしないことも社会貢献」という項もあって、なかなか痛快です。

(参考)
Site Les Hénokiens
いい会社をつくりましょう。』(エノキアン協会の名前はこの本で知りました)
定点維持』(PDF)  - 野村総合研究所。

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