コメント不可というスタンス
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トラックバックはOKだがコメント欄は無し。Seth Godin氏(マーケター。著書多数)は、自分のblogをそのように設定している理由をblogで語っていました。以下ざっくり訳してみます:
- 強いられ感がある
コメント欄の質問や指摘などに全て答えないといけないような気になってしまう - 時間が掛かる
上記のようなことを考えること自体時間が掛かってしまう - 書く内容が変質してしまう
不特定多数に向けて書いているつもりが、いつの間にかコメントに期待をしてしまう
"Why I don't have comments" - Seth's Blog より
心情として分かりますし、コメント欄を設けなくても、あるいは設けない方が、目的にかなう場合もあると思います。
氏のblogは、ジャーナリストや思索家のそれとは違い、多くの断片的なエントリからなっています。ただその断片の中に、キラリと光る発想や情報がある。
僕が思うに、氏のblogの主な目的は「洞察」の提供です。その洞察がマーケターとしての評判を形成し、見込み顧客や見込み読者へのアピールになればそれでOKということなのかな、と感じました。
一読者としては、賛成です。氏のような方を一般に(いい意味での)Visionaryと呼ぶのだと思いますが、Visionaryには、何を見てどう考えたかという洞察をたくさん提供してほしい。
※ちょっと調べてみると、日本のネタ系blog(と括ってしまってすみません)でもコメント欄を設けていないものがあります。2006/6/5調べ。
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