タランチュラ、そして食用としての虫
「ハッ、そうなのか!」と思ったら書く、というのもなかなか楽じゃない。最近ハッとしたのは、神奈川県で主婦が15cmものタランチュラを捕獲したという話。
- タランチュラは強い毒性があると信じていたがそうではないこと
- 日本タランチュラ協会という団体がある(爬虫類・両生類の輸入販売企業が事務局となっている)こと
の2点にハッとしました。
それだけではblogに書きづらいのですが、奇しくも先日、よく読んでいるCool Toolというblogで"The Tarantula Keeper's Guide"という本が紹介されていたのでした。
It is the best and most complete of the few volumes on the subject, and far more organized than any of the many web sites.
-- Cool Tool: The Tarantula Keeper's Guide
なんだか妙に絶賛している。Amzon.co.jpを訪れてみると、見たこともないような長さの、熱いレビューが寄せられていた。
ワインを嗜む喜びは、実際に味わう事よりも、むしろワインについて思索を巡らせ、ワインについて語る事にこそ、本当の楽しさがあるのだとしたら、本書は!タランチュラについて思索し、語る喜びを提供してくれる、最良の本となろう。眠る時間を削ってでも、夜の静寂に読書の快楽に浸る事を強いる、誘惑に満ちた書物である。
『好奇心をお持ちならば、迷わず読むべし!』 - Amzon.co.jpの書評より
Amazon.comには17のレビューがあり、その平均は星5つ。どうやら、とてつもない良書を発掘してしまったようだ。
そしてblogを読み終えたとき。右のような広告が目に入った。
食べられる虫(をお探しですか)?
別に探していないのだけれど、ここまできたらblogネタになるに違いないという期待を込めてクリック。
…いろいろあるんですね。左はサソリのローストの缶詰。BBQ風味とトム・ヤム風味があり、値段は約8ドル。気になるお味は、『海老に似ているが、ちょっと苦い』とのこと。
ところで、虫の愛好家の文章に虫の缶詰の広告が入ってしまうというのは、望ましいコンテクストマッチなのだろうか。
このblogの下にもGoogleの広告欄があるはず。どんな広告が表示されるかな?