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日々の「ハッ、そうなのか!」を書き留める職遊渾然blog

使えるのに、難しくて使われない技術

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プロダクトデザインの基本は「分かりやすさ」。
同じような価格対性能比の製品/サービスが複数あったら、
分かりやすい方が売れる(*)。

"How to Save the World"では、
「使える」域に達しているのに、
使い勝手がまだ複雑すぎて使われていない
技術の例を4つ挙げていました。

  1. ビデオ会議
  2. 音声認識
  3. 3Dメガネ(と書くとセロハンのあれみたいですが、3D映像を見るための眼鏡状のプロジェクター)
  4. 音楽・映像の編集ソフト
    "Useful Technologies That Are Too Complicated or Geeky to Use"

3はよく分かりませんが、他は頷けます。

blogに代表されるパーソナルな情報発信環境だって、
「分かりやすさ」によるもう1段2段のブレークスルーがあるはず。もうすぐ。

「分かりやすくするだけでドカンと普及しそうなものって何だろう?」
事業のネタ探しにいい質問ですね。

(*) ここで「売れる」というのは、アーリーマジョリティにまで到達する、いわゆる「キャズム」を超えるくらい売れる、という意味。

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