デスクトップのコーチ"Task Coach"
»
この週末に、先々月にlifehack.orgで見つけたタスク管理ツールを試してみました。その名も"Task Coach"。
- 良い点
- シンプルな操作性
- タスクが階層化できる
個人的には、Getting Things Doneメソッド(GTD)の最大のポイントは、タスクを具体的に実行可能(Actionable)なレベルにまでブレークダウンするところだと思っています。GTDでは、複数のステップからなるタスクはProjectと呼び、実際に手を動かせる"Next Action"にまでを明確にします。このツールはサブタスク(その必要があればサブサブタスクも)の登録が容易なので、GTDをインプリメントするにはよいかも。
- 難点
- メモリの使用量が大きい
- 日付/時間の入力など細かいところの使い勝手に洗練の余地あり
- 繰り返しタスクを扱えない(SourceForgeを見ると、既に要望は出ている模様)
僕は、タスクの管理はテキストエディタ(Nami2000というアウトラインエディタ)でやっています。今回Task Coachを試してみようと思った理由は、「仕事に掛かる時間の測定が容易そう」だから。なにしろ、
私の観察によれば、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。何に時間がとられているかを明らかにすることからスタートする。
『プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか』、ピーター・ドラッカー
だそうですから。
30人分の成果物をレビューするという仕事でさっそく使ってみました。「成果物レビュー」というタスクを定義して、その下にサブタスクとして個々の作業を登録しながら計時していきます。サブタスクごとの所要時間はもちろん、タスクに費やしたトータル時間もでてきます。
計時はクリックでON/OFFでき、もちろん断続的に測定可能。時間を計りながら作業するというだけで、ちょっとゲームっぽくなっていいですね。
ファイルは独自形式の他にXMLが選択できるので、将来的にはWeb版の開発もあるかも。
SpecialPR