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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

ポータルやグループウェアに関する問合せが増えている

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 今年に入ってまたポータルやグループウェアに関する問合せが増えている。使いづらい社内ポータルを見直したいとかグローバル化に併せてグループウェアを全面再構築するといった話が、うちのホームページ経由で時々やってきて、いろいろと聞かれる。
 数年置きのサイクルがまた回ってきたようだ。

 他にもたとえば今日はソーシャル・エンタープライズ・カンファレンスに1日参加しているが、このイベントには、セールスフォース、日本IBMといった大手、リンコムやオーシャンブリッジといった以前からこの分野に取り組んでいるベンチャーに交じって富士ゼロックスの名前もある。
 富士ゼロックスは比較的最近にSkyDeskというサービスでこの分野に新規参入してきた。ちょうど今SkyDeskのサービスを見ているが、以前に見たときよりはずいぶんと機能強化されて見た目もこなれてきているようだ。
 そういえばKDDIもチャットワークと組んでこの参入した。

 グループウェアやポータルをはじめとしたナレッジマネジメント業界は、ここしばらくの停滞状態を抜け出し、こうした新規参入組も加えてまた活性化しつつある。

 ただちょっと残念なことは、どうやらナレッジマネジメント業界ではここ数年不振が続いたために、ポータルやグループウェア、検索エンジンなどを専門にするコンサルタントがいなくなってしまい、私くらいしか生き残っていないようだ。
 このブログを始めた5~6年前は、情報共有やナレッジマネジメントに関してネットに記事を書いて載せる人が結構いたのだが、最近はあまり見ない。ちょっとさみしいが、業界が活性化すればまた人が増えると思うので頑張ろうと思う。

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