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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

商品開発におけるインターネットの有効性

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 3つ前のエントリー「ITは新商品開発に貢献しない?」で商品開発においてITの貢献度はいまいちだとするデータを紹介したが、いまいち腑に落ちないので顧客参加型製品開発についての文献を継続調査してみた。
 すると2003年とちょっと古いが富士通総研の「インターネットを活用した商品開発の可能性」というレポートが見つかる。インターネットを活用した商品開発を、中心となるプレイヤーを軸に

  1. メーカーによるもの
  2. 流通企業によるもの
  3. 消費者自身によるもの
  4. 第三者的企業が中心となるもの

の4つに分類して、プレイヤーの役割分担やコラボレーション のあり方、製品の種類との関係などについて考察したユニークなレポートだ。

 このレポートの19ページに業種毎の商品開発におけるインターネットの利用状況とそのインターネット活用の効果についてのアンケート結果が掲載されている。

20101129

 図表9の中で、ネット調査における新商品のアイデア募集、コミュニティでの消費者ニーズの吸い上げ、そして共同開発が顧客参加型商品開発に直結すると思うが、いずれでも4分の1の企業が「非常に効果的である」と回答している。レポートにもあるが、なによりも実際にそれらを経験した企業のほうが未経験の企業よりもインターネット活用をより高評価としているのには注目すべきだ。

 しかしこちらのレポートも2003年と古くその後継続調査がされていないのが残念だ。引き続きもっと新しいデータが無いのか探してみたい。

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