日本語IME雑感
GoogleのIMEであるGoogle日本語入力が突然現れたのは昨年の12月だったと思う。Googleの社員が20%ルール(勤務時間の20%を好きなことに使える制度)を使って開発したというこのツールは結構話題になって、ここオルタナティブ・ブログでも早速何人かの人が試してレポートをあげていた。
でもその後あまりニュースなどで聞かないので、もしかしたら20%ルールの限界などもあるのかなぁなどと勝手に勘ぐっていたのだが、しっかりとこの夏にバージョンアップされていた。「Google日本語入力がアップデート - ローマ字スペルチェックなどを更新」
そして、今日は百度の提供する日本IMEであるBaiduTypeが手書き入力に対応したことがニュースで流れていた。
日本語IMEなんて最近では枯れてしまって、最新版のWindows7が出たときにもIMEについてはほとんどニュースにならなかったくらいだけど、ここへ来てオープンソース系が頑張っている。私自身はと言うと、もうずいぶんと前になるがジャストシステムさん主催のブロガーミーティングでATOKの紹介をうけた後、しばらく毎年ATOKの最新版が届いていた。それでIMEはずっとATOK派だったのだが、そろそろ浮気をしても良いのかなぁなんても思って、WindowsのIMEとATOKとGoogle日本語入力とBaiduTypeの比較した記事がどこかに無いか探し始めてみたり。参考「【パソコン快適活用術】日本語変換システムのあれこれ Google日本語入力とBaiduType」「【サービス比較】ATOK(2009)とGoogle日本語入力で変換性能比べてみた」
もしかすると仕事用のPCはともかくネットスラングを多用するリビングのパソコンは、Google日本語入力かBaiduTypeのほうが使い勝手が良いかもしれない。秋になって時間が出来たらちょっと試して見ようかなぁ。