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チームラボの楽しいオフィスに行ってきました

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Ph_307 この前の日曜日(15日)にレコメンデーションアルゴリズム勉強会が開催されるということで本郷のチームラボさんへお伺いしてきた。でこの日のレコメンド勉強会自身も面白かったけど、それ以上にチームラボの本社のファシリティというかワークスペースがいろいろ面白かったのでここで写真付でいくつか紹介する。

#一応当日の勉強会用にTwitterのタグが「#teamlab」として決められていたので勉強会本体の様子を知りたい人はそちらを見て欲しい。

Ph_308 まず一番上が会社の受付。右のほうにずらっと並んでいるのは社員各自のレーベル、一人一枚自由にデザインして掲げている。その横にあるファミコンが受付システムで、このシステムでマリオもどきを操作して土管になっている訪問先の部署に入って相手に電話をかけるという仕組みになっているそうだ。

 でこれが操作画面だがはっきり言ってのシステム、初めて来た人には絶対に理解されず結局そのあたりで途方にくれている姿を社員の誰かが見つけて対応する羽目になっていたそうだ。

Ph_310  そこで最近新しいタッチパネルを使った受付システムを作ったそうでこちらがその画面。タッチパネル上の顔写真の一覧から社員を選ぶと内線がかかるだけでなく、その間にその社員の簡単なプロフィール(好きなモノだとか出身地だとか座右の銘だとか)が画面に映し出される。その後の打ち合わせの際のアイスブレイクなどに使えるような工夫になっている。このシステムは普通のWindowsマシンの上にFlashで構築してあった。

Ph_306  さてこちらが当日勉強会が行われた会議室の机。拡大してよく見るとわかるけど机がでっかいポストイットになっている。これは発想を大切にしたいということでいつでもメモを取ったりアイデアを取れるようにということ以外に、打ち合わせなどではよく口が回る人が主導権をとりすぎる嫌いがあるのを寡黙な人でもここにメモをどんどん書いていってその場で「こうしたい!」と皆に見せてプレゼンする事ができるので、フラットな組織風土を維持するのに効果があると聞いた。

 他にも有志によるコーヒーサーバの運営を効率化(?)するためのシステムとして、コーヒーサーバ前にWebカメラを使ったコーヒー残量検知システムを構築し、それをFireFoxのアドオンに組み込むことで常にブラウザの右下にリアルタイムにコーヒー残量が表示されるようにしたシステム(注1)があったり、トイレに憩いをなのかトイレットペーパーをまわすと横のデジタルサイネージ内のマウスがくるくる回る仕組み(注2)なんかもあってすごく楽しいオフィスだった。

Ph_312

(注1)これは従来のWebカメラによるストリーミング式に比べると、いちいち画面を切り替えるのが煩わしいという欠点をクリアした面で画期的であるw
 このコーヒーサーバは好評であまりの人気に「らぼかへたん」という擬人化キャラが登場したらしいw

Ph_304

(注2)トイレットペーパーの回転を感知するためにマイクロソフト製のセンサーを使ったが精度がいまいちなので次回はアップル製のセンサーを試したいとの事w
 またこれらのセンサーはペーパーを切断するという機能面において問題が多く今後解決すべき重要な課題になっているそうだw

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