ブログで食べて行ける人4%、ブログで首になる人2%
昨日のメディア・パブの記事で知ったのだが、Technorati(テクノクラティ)の“State of the Blogosphere”が復活したそうだ。
早速見に行ってみたところ、これがかなり興味深いデータが詰まっていた。メディア・パブでは、Day 1: Who Are the Bloggers?の記事からグラフを引用していたのでここではDay 2: The What And Why of Bloggingからいくつか面白いものを紹介。
「ブログを続けていて満足度などはどうやって得ていますか?」という質問。8割以上の人が複数の指標を回答に上げたが、やはりトップは個人的満足感(75%)。目に見えるものだとブログへのコメント(58%)がユニーク訪問者数(53%)や非リンク数(46%)を押さえているのが面白い。
ただファボラレ数は18%とあまり重視されず低迷。これ日本でやると非ブクマ数がもっと上位に行くような気がする。
「ブログをやっていて私生活にどんなインパクトがありましたか?」という質問。ネットを通じて新しい友人が出来た(67%)ブログを通じて趣味や興味が深まった(60%)友人関係が以前以上に深まった(47%)という答えが多く、友人や家族との関係が険悪になったとか失われたというのは少数派(両者とも7%)
「ブログをやっていてビジネス面でどんなインパクトがありましたか?」という質問のほうは、業界で有名になった(54%)がトップだが、なにも起きていない(31%)というのも結構多い。履歴書強化(26%)というのは欧米らしいけど、仕事よりブログを優先するようになった(9%)というのは日本で2ちゃんねらーが増えるのと同じような感じかなw?。
驚きは、プロブロガーになった(4%)とブログで首になった(2%)という数字で、25人にひとりがプロになって50人にひとりが職を失うというのは、さすがに多すぎないかと突っ込みたくなる。
そしてブログでテレビやラジオに出る機会を得た人も17%もいるそうな。
このレポートは今日Day3が公開されて、この後Day5まで続くので、続きにも期待!