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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

デル作の動画が面白かった件について

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 新年そうそうにアットマーク・アイティの「諸問題はあるけれど……2006年「YouTube」が愛された理由」というNewsInsightの記事の中で紹介された件のビデオが非常に面白い。
 

 アットマーク・アイティの記事によるとこのアニメは、昨年10月に開催された「Oracle OpenWorld」におけるマイケル・デル氏の基調講演の中で使われたものらしい。マイケル・デル氏がラリー(ORACLE)とジョー(EMC)を引き連れて仲たがいするとAMDとIntelをも従わせて、民(ユーザー)を救う旅に出るというもの。倒す敵は複雑性、高コスト、レガシー、電力消費といった経営的な課題かと思いきや、なんとWebXphere、SoXaris、OpenXiew(念のため私のほうで一部伏字、ビデオではそのまま表示)といった具体的なブランド名も出てきてとても笑えるアニメだ。

 見終わって流石に欧米だな~と感心し、ユーモアを効かせつつライバルをちゃかすような比較広告(?)をどうどうとYouTubeに載せるという行為に感心するとともに、日本でもこういうプロモーションをやると面白いだろうなぁとは思った。IT業界の場合はどうしても欧米本社がビジョンを出して前を進む関係上、日本企業のトップだと若干つまらなくなりそうだが、日本が先頭を走っている家電業界なんかでこういうビデオを作ったらウケそうだ。
 例えばHD DVD陣営vsBlu-ray陣営だとか液晶vsPDPvs有機ELだとか(これはちょっと違うか・・・)

 日本の文化や風土を考えると現実的にはかなり無理そうな夢だが、そんな初夢なら是非みてみたい。

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