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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

豆腐屋ジョニーの伊藤社長に学ぶ

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 昨日の昼間になんとなく見ていたニュースが『「おとこ」と付けると 商品はブレイクする』なんだ男前豆腐の話かと流していたら、たまたま早く買ってみたカンブリア宮殿のゲストがなんと男前豆腐の伊藤社長。最近個人的に“風に吹かれて 豆腐屋ジョニー”」にはまっていたこともあり伊藤社長の話は聞いたことが無かったのでさっそく腰を据えてしっくりと見てみた。番組で印象的だったのは新製品の豆腐「ジョニ男」をスタジオのOLに食べてもらい意見を聞いた瞬間。結果に100人中90人が支持と表示されるとすかさず伊藤社長は「残り10人の方も意見があるでしょうから、あとでメールください!」流石だと思う。

 豆腐業界といえば業界で初めて上場した篠崎屋の樽見社長のインタビュー記事を昔読んで、こんな成熟産業でもバイタリティーを持ってやれば道は開けるんだと驚き、親に包丁を投げられても諦めなかったその姿勢に感心した記憶がある。同じ豆腐業界に別にまたこんな凄い人がいるなんてこれは偶然なのだろうか?あれ、そもそも豆腐業界が成熟産業というのは誰が決めたことだったか。たとえ本当に成熟産業だとしてもだからといって成功できないと決めつけるのは単なる先入観だ。
 そういえば今朝の日経新聞の業界紙を取り上げた記事では成熟産業であった繊維業界でもこのところ業界紙が創刊されていると書いてあった。

 コンサルタントとして常に意識しないといけない、先入観や決め付けてモノを考える危険とどんな業界でも知恵と工夫とバイタリティがあれば道を切り開くことが出来るという、当たり前のことを再確認させてもらった日であった。

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