Windows 10 WiFiの従量制課金接続設定
格安SIMのおかげで低価格でモバイル通信ができるようになりました。私はビックカメラのSIMカードBICSIMを利用しています。中身はiijmioになります。最も安いプランで月額3GBまで通信が行えます。この3GBを使い切ってしまうと、その月の残りは低速でしか通信を行えません。(追加料金を支払うことで高速通信を継続させることもできますが)低速通信時の速度は200kbpsでSNSの文字での利用が中心ならばある程度実用にはなります。しかも、iijmioはバースト転送モードというのがあり、通信開始時の3秒間(容量にして75kバイト程度)は高速通信するので意外と実用的に感じることがあります。ただ、既定の容量を使い切ってしまって、あとは低速回線を使用するのは厳しいものがあります。
私の利用法ではモバイルルーターにSIMカードを入れて使っています。昨年の11月ですが、月の初めにPCから利用していたところ、セキュリティーアップデートをダウンロードしてしまったらしく3GBほとんどを使い切ってしまいました。翌12月も同様に1.4GBほど一気に使ってしまいました。
やはり、モバイル通信の間は意図しない通信は発生させたくありませんよね。
Windows 10では、「従量制課金接続」設定という特定のWiFi通信で通信するデータ量が多くならないように制限させる機能があります。
- スタートボタンから設定アイコン(歯車アイコン)をクリックします。
- 「ネットワークとインターネット」アイコンをクリックします。
- WiFiをクリックします。
- 現在接続しているWiFiネットワークの設定をする場合はSSIDをクリックします。
- 現在接続していないWiFiネットワークの設定をする場合は、「既知のネットワークの管理」をクリックします。
- 設定するWiFiのSSIDをクリックしてプロパティをクリックします。
- 「従量課金接続」のスイッチをONにします。
これでWiFi接続ごとに従量課金接続が設定できます。
従量課金接続設定で通信が制限されるのは下記の項目になります。
- Windows Updateは優先度の高いもののみ
- ストアのダウンロードとアップデート
- スタートメニューのライブタイルの更新
- オンラインファイルの自動同期
これは、同期センターのことでOneDriveの同期ではありません。
OneDriveの同期は従量課金接続設定でも行ってしまいます。同期をさせない場合は同期の一時停止、またはFiles On-Demandを活用するといいでしょう。
OneDriveの同期の一時停止はタスクトレイのOneDriveアイコンを右クリックして同期の一時停止を選択して「2時間、8時間、24時間」の中から停止時間を設定します。
この記事の内容は下記のポッドキャスト番組でもお話しています。
マイクロソフトの製品や技術をお話しするポッドキャスト番組
WoodStreamのデジタル生活