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Windowsの話題を中心に「知っているつもり」のお話を書いてみます。

第36回 Windows Anytime Upgrade

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今回はWindows Anytime Upgradeについてお話しします。これはWindowsのエディションをオンラインでアップグレードする機能です。今更ながらですが、ちょっと今回試してみましたのでお話ししたいと思います。

Windows Anytime Upgradeは、Windows7のエディションをアップグレードしてくれます。

Windows7のエディションのお復習い

ここで日本で入手できるWindows7のエディションを上げてみます。

  • Starter
    ネットブック用
  • Home Premium
    一般家庭向け(国内PCプリインストール)
  • Professional
    企業ユーザー向け
    ドメイン参加、バックアップ、XP Mode、IIS
  • Ultimate
    全部の機能を包含
    暗号化(BitLocker)、マルチランゲージ、VHDブート
  • Enterprise
    企業向け

詳しくは下記サイトをご覧下さい。

Windowsの比較

アップグレードのパス

どのエディションからも上位エディションにアップグレードできます。○が対象になります。

アップグレード先 →
アップグレード元 ↓
Home Premium Professional Ultimate
Starter

Home Premium  

Professional    

 

購入方法

マイクロストアなどで購入できます。(マイクロソフトストアのWindows Anytime Upgrade)DVD-ROMのようなメディアは入っていません。プロダクトキーがあるのみです。実はMSDNや製品のプロダクトキーも使えるようです。

注意事項

下記の注意事項があります。

Windows7同志のアップグレードのみ

Windows7同志のエディションのアップグレードのみに対応しています。よって、WindowsXPやWindowsVistaからのアップグレードはできません。その際は、アップグレード版のWindows7を購入することとなります。

同一アーキティクチャのみ

32ビット版からは32ビット版、64ビット版からは64ビット版のみのアップグレードになります。32ビット版から64ビット、その逆には対応していません。

アップグレード前のチェック

自分のPCがどのエディションにアップグレードできるかWindows7 Upgrade Advisorというソフトで事前チェックできます。下記のサイトからダウンロードできます。

Windows7 Upgrade Advisor

私もネットブック(Acre ASPIRE one AOD250)のWindows7 StarterをWindows7 Ultimateにアップグレードしました。

Windows7 Upgrade Advisorを実行してみます。

4_windows7upgradeadvisor

下記のように、「32ビット版のHome Premium、Professional、Ultimateにアップグレードできます。」と表示されます。

6_windows7upgradeadvisor

ハードウェアの問題も無いようです。

7_windows7upgradeadvisor

8_windows7upgradeadvisor

アップグレードしてみました

問題ないことを確認しましたのでアップグレードします。Windows7のメニューから実行します。

image

アップグレード開始です。

9_windowsanytimeupgrade

ここで購入したプロダクトキーを入力します。

10_windowsanytimeupgrade

マイクロソフトから上位エディションのWindows7をダウンロードします。時間は10分と出ています。私はThinkPad Edge E420(Core i5)と上記のネットブック(Atom N280)で行いました。ThinkPadでは10分程度でしたが、ネットブックでは40分かかりました。

14_windowsanytimeupgrade

無事アップグレードできました。

15_windowsanytimeupgrade

上位エディションは処理が重くなるか?

ネットブックをWindows7 Ultimateにアップグレードしました。このマシンはAtom N280のマシンで、メモリは保証外になりますが2GBに増設しています。どうもStarterからUltimateにしたら処理が重くなるのではと思いがちです。実際、アップグレードしてみたところパフォーマンス的には全く変わりがありませんでした。中身はWindows7であることには変わりはありません。まあ、ネットブックでもととも処理が重いところは重いままですが。

上位エディションに移行したいユーザーにはお勧め

一般的に購入できるメーカー品のPCには大抵Windows7 Home Premiumが入っています。しかし、ActiveDirectoryに接続したかったりXP Modeを使いたかったりする場合はProfessionalにしたい場合があります。また、ProfessionalでもVHDブートを使いたい場合は、Ultimateが必要になります。このような時に上位エディションにアップグレードできるWindows Anytime Upgradeはお薦めです。是非利用してみて下さい。

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コメント

システム構成によって機能が異なる場合があります。いくつかの機能はハードウェアの追加が必要になる、あるいはサーバー接続を必要とされる場合があります。

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