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「決断」とは痛みと犠牲を伴うもの、トレードオフという考え方について

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Decision


「あれもしたい、これもしたい、もっともっとしたい!」

という言葉をどこかで聞いたことがある方も
多いのではないのでしょうか?w

このような貪欲な思いこそが生きる活力の根源だと
個人的に感じています。
ワクワクすることに貪欲な人、行動力のある人、
いつも楽しそうにしている人のほうが
いつもダルそうに疲れている人よりも
魅力的なのは疑いの余地のないものでしょう。

そのような思いもあって
「Excitingできることは何もかもしたい!」
というのをいつも考えながら日々生活しているのですが
最近、少し考えさせられる
ことがあったので書きたいと思います。

いきなりですが、私達は人間です。
どんな人間でも(一部の人は除いて)
寝ないと生活できませんし、作業効率や
徹夜した次の日の仕事の質は落ちると思います

例えば「友人と朝まで飲むこと」と
その次の日の「朝一の会議のプレゼンを100%成功」を
両立させるのは現実的にとても難しい話なのです。

他のことにも言えます。
「全てを徹底的に楽しむ」といっても
当たり前のことですが
渋谷でのセミナーと新宿でのパーティに
同時に参加することはできません。

つまりここで言いたいことは
「何かを得るには何かを犠牲に
しなければいけない」という事です。

改めてですが、私は
「せっかくの一回の人生なのに、何かを
我慢するなんてヤダ。何でもやってやる」という
考え方の持ち主だったのですが、
それは難しいことで、結果的に妥協に繋がり、
誰も幸せになれないのでは
と最近になって感じ始めてきました。

というのも自分に足りない要素として
「決断力」というのがあるということを
考えさせられたからです。

ここでいう決断力とは、
「AとBだったらAを選ぶ」という
単なる「選択」ではなく「痛みを伴う選択」です。
言い換えると
「2度とBを選ぶことは出来ない、でもAを選ぶ」
という痛みと犠牲を伴う選択です。

一方を選択すると他方は
犠牲にせざる得ない両立しない関係です。
何かを獲得するには、
何かを犠牲にしなくてはいけないという考え方。
こういった考え方をトレードオフというらしいです。

ちょうど先日読んだ
このトレードオフという言葉を
知ったのですが、この本には
「決断を伴う二者択一を実行していかないと、
自分にとっては何が本当に大切なのか、
それがどのくらい大切なのかを痛みをもって
感じることができない、
その結果、軸がはっきりしない人間になる」
とありました。

決断力の欠落というのは「和」を良しとする
日本人に陥りがちな問題でしょう。

まとめますと、
・確固たるビジョンを持っている
・これまでの常識を変える
・人を惹きつける
というようなリーダーの条件には痛みを伴う
「決断力」が必要不可欠ということです。

つまり世間の尺度に流されただけの決断ではないう

前に進むための意図的な決断です。

誰もが全員Happyで大きなミッションが
上手くいくことなんてないでしょうし、
物事には優先順位を付けなければいけません。

これまでは自分が頑張れば、決断しなくても
全部こなせる!みたいなことを思っていましたが
それはちょっと違うなと気づいたので
考えをまとめる意味で今回のブログをかいてみました。

また、決断力というのは「断る力」にも
通じるものがある気がします。

自分のビジョンや価値観を改めて見つめ直し、
犠牲にすべきでないもの/犠牲にしてもいいものを見極めつつ、
それを判断する軸を意識しながら
今後生活していきたいと思います。

見えないものを見て、そのビジョンを実現させるためにも

Lutherkingap

 

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